うつ病になれる人と言うのは、よく考える人というと語弊があるのですが、考えすぎる性格が必要であり、無駄な未来を予想してしまうような人がなると考えています。
そう考える理由は、私がその一人だからです。
何かを行う時には、事前準備をし、当日失敗しないように、きちんと考えてから物事を行おうとします。また、失敗したとしても、大失敗にはならないように、予防線をひいており、ある程度の許容範囲を作って、一つづつ、着実にやろうとします。
そうやって、学生時代は、着実に過ごすことができ、また、それが成功体験として記憶に残ります。
しかし、この思考スタイルを着実にやれたのは、実際には関係者が少なかったからです。
社会人となり、大企業のような場所で仕事をするようになり、たくさんの取引先や自社、他社の関係者と大人数で仕事をするようになると、この性格が、空回りを始めるのです。
その理由は簡単です、関係者が多すぎて、コントロールできるはずもないのに、コントロールしようとするからです。
私自身は、コントロールできないことは、わかっていたのですが、それでも、どうにかしてコントロールできないかと考えます。
また、ときには、コントロール(マネージメント)することが仕事になります。考えねばなりません。
上手く回っているときは、プラスに働くのです。
ところが、上手く回らなくなると、マイナスに傾きます。
それもよく考えることでおきます。
失敗経験を積んだことで、また失敗するのではないかと、今度は、ネガティブな考えが生まれ始めてしまうのです。まだ、結論に至っていないのにです。
本当に面倒な性格だと思いますが、これがうつ病の原因となりえます。
マイナスなことを考え続けてしまうのです。
もし、同じような方がいましたら、私と同じような経験をしないように、注意してください。
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