うつ病の原因は職場でのストレスにあることが多いのですが、うつ病を悪化させる食生活やうつ病になりやすいライフスタイルというのが、実際にあるということが、徐々にわかってきています。
一度、うつ病になってしまうと、改善させることは本当に大変です。このページの内容は、うつ病の予防になりますので、食生活とライフスタイルの改善について読んでいいただき、参考になれば幸いです。
目次
- うつ病の改善に食生活の見直しを提案してくれる本
- うつ病になった時の私の食生活
- うつ病になった時の私のライフスタイル
- うつ病を改善するには、食生活とライフスタイルの改善が不可欠
- 食生活とライフスタイルを改善した結果
- うつ病になっている方へお伝えしたいこと
うつ病の改善に食生活の見直しを提案してくれる本
うつ病の原因は職場がすべてだと私は思っていました。しかし、うつ病が酷かった時代のことですが、確かに精神的なストレスだけではなく、脳から何か変な分泌物が出ているかのように、異常を感じることが度々ありました。
その時は「今自分はうつ病だから、そんなことを感じるのかなぁ」と思っていたのですが、いくつかの書籍を読んでいると、精神だけではなく、身体的にも問題がある状態になっているのではないか、ということがわかってきました。
その理由は、家族から、唇の色が悪い、肌が悪い、髪の毛が薄くなっているという二次的な異変も指摘されていたからです。
それを証明してくれるかのように、最近では、精神科医さんから薬の処方だけではなく、食生活の改善やライフスタイルの改善を促す書籍などが増えてきていると感じます。
この「うつ消しごはん」もまさにそのような書籍の一つです。
うつ病になった時の私の食生活
私が、うつ病だった時の食生活について参考までに書いておきます。
私はうつ病になっても、家族の生活を守るべく、仕事には無理をしていっておりました。平日の食生活は、昼のランチを抜き、夜はしっかり食べるという生活でした。
昼ご飯を抜いていた理由は、職場の誰かと一緒にご飯を食べる気持ちにはなれなかったというのがあります。さすがに空腹にはなるので、コンビニの野菜ジュースやチョコレートやナッツ類、昆布などの間食はしていました。
夜はしっかり食べるといいますが、お酒はさすがに飲む気にはなれなかったので、メニューには、ストレスを解消させるために好きなお刺身ばかりとなり、御飯を食べることが多かったです。
週末になると、回転寿司に必ず通い、普段のストレスを解消するかのように、平日の2倍のお茶碗量の寿司を食べていました。10皿は超えて20皿近く食べていたきがします。
👉この食生活は、問題だと後でわかります。
うつ病になった時の私のライフスタイル
私がうつ病になっていた時は、平日は仕事があり、朝8時には家を出て、夜は22時まで(ひどい時は翌日5時まで)働いているとるという、まさにブラック企業スタイルで働かされているときで、太陽の光を浴びれるのは、朝の出社のタイミングだけでした。
また、運動などもほとんどせず、週末に1日、子供と公園を30分から1時間歩ければよい方と言う、運動不足の状態でした。
👉これ来スタイルも、問題であったと後でわかります。
うつ病を改善するには、食生活とライフスタイルの改善が不可欠
最近出版されているうつ病の本には、工場で精製される砂糖、小麦粉、白米の過剰摂取が、うつ病の原因であると指摘されるようになりました。
私が、ひどいうつ病の時を思い出すと、当てはまるものがありました。回転寿司で食べているのは、魚というよりも酢飯です。白米を多く食べていたのです。
また、コンビニの野菜ジュースや砂糖を多く含むチョコレートなど、問題とされるものを多く摂取していました。
また、陽の光をあまり浴びる機会も減り、睡眠だけとなり、平日のストレスを週末で回復させることが困難になっていました。
食生活の見直し
私はまずは玄米食に変えていきました。野菜もコンビニで買うのではなく、スーパーで購入し、書籍などで良いとされる食べ物に変えていきました。
ブロッコリーやミツバなど、効果があるとされる野菜を食べるようになりました。
ライフスタイルの改善
実際にライフスタイルを改善できたかと言えば、それは職場が変わるまでは実現不可能でしたが、職場が変わり、夜8時までに帰れるようになったときから少しづつ変化が始まりました。
帰宅の際には、2つ手前の駅で降り、30分から1時間程歩いて帰るということを実践するようになりました。週末は、子供たちと遊ぶときだけしか運動をとらなかったものを、一人でもウォーキングをするなど、少しづつ改善していきました。
食生活とライフスタイルを改善した結果
食生活とライフスタイルを改善したことは、良い効果を生み出しました。
職場では自分の思い通りにならないことが多くストレスになることが多かったのですが、自分で考えた改善策を自分で実践できていることが、小さなよろこびになりました。
また、食生活が変わることで、少しづつですが、肌の色や血色も戻ってきました。
さらには、鬱のネガティブな考え方から、少しづつポジティブな思考ができるように変わっていったのでした。
ただし、もちろんすぐにはよくなりません。平日のストレスの影響を除くことができなかったので、毎年、ほんの少しづつ改善していきました。
ぜひ、問題となる食生活をしていたり、ライフスタイルに問題があると感じているならば、まずは考える時間を持ってみましょう!
うつ病になっている方へお伝えしたいこと
うつ病になっている方へどうしてもお伝えしておきたいことがあります。
それは「止まない雨はない」まさに、その言葉です。
私には、永遠に思えた約8年程の間はとても苦しく「死ぬしか改善策はないのではないか、死ぬ方が楽なのではないか?」と思うことが何度もありました。
しかし、一歩一歩、改善を続けました。2歩進んで3歩下がったり、階段を登り切ったと思ったら下まで滑り落ちたり、明日や1か月後に改善するということは絶対にありませんが、うつ病を改善させた人はいます。
その証拠の1人は私自身であると言えます。
本当に辛いですが、「止まない雨はありません。」
諦めなければいつか、美しい陽が見れるときが来ますので、今日も大事に生きてください。
これまで生きてきた私達には、生命力があります。生きる力があります。今は信じられなくてもいいと思います。
それでも、明日は絶対にあります。希望は、誰にでも平等に与えられていると私は信じています。