私はうつ病を10年経験したことで、多くの時間を闘病に費やし無職にもなり、どん底の経験をいたしました。そんなつらい時期でも、たくさんの本、著名人の言葉、テレビのセリフ、いろんなものを読んだり耳にしていました。そこから、これは素晴らしいなと感じた言葉がいくつかありました。どん底の時にためになった言葉は、心に響くよい言葉ばかりなので、皆さんにも役立つかもしれないと思いまして、紹介してみようと思います。
目次
この言葉をどこで聞いたのか?
最後に幸せな奴が勝ちや
もともとのフレーズはこのくらい短かったと思いますが、家族が見ているテレビを食事の時に、ちょっと見ていて、拾ったのが、この言葉でした。
私は普段テレビは見ないのですが、ある売れない俳優・芸能人の方が40代をすぎても売れず、それでも頑張って生きて、夢を達成したという話の中で、言われていた言葉だったと思います。
最後に幸せな奴が勝ちや
シンプルで、負け犬の遠吠えのような言葉でもありますが、私にはぐさりと徐々に来たのを覚えています。
どんな内容の言葉か
負け犬のような無職でどん底の状態で生きていた私。勝ち負けが嫌いな私は、最初は勝ちという言葉がある時点で、嫌な印象を持ったのですが、ドラマ仕立てでその方の生涯が語られていたので、なぜか受け入れられました。
番組の中使われた言葉ではありませんが、もう少しわかりやすくして、私が実際に受け取ったフレーズは次の言葉です。
途中の人生がどんなにつらくても最後に幸せな人が勝ち
成功という言葉は、良い言葉ですよね。しかし、成功というものは、長続きしないとも言います。
若いころに成功して大金を手に入れても、老後になった時には、お金もなく、子供にも見捨てられ、無残な死をとげる、そんな定番のストーリーもご存知かと思います。
大学に合格したり、大好きな異性と結婚したり、投資で億を超える資産を築いたり、いろいろ人生の成功があっても転落する人もいるのです。
そういう意味で、最後に幸せな奴が勝ちなんだ、その言葉を信じて、頑張ったんだと、その俳優さんは語っていました。
自分の人生に当てはめてみて、ひらめいた
私は、成功とか失敗とかいう言葉が、あったことすらも忘れてしまう、無職の時に、この言葉を聞きました。
成功したというようなできごとを並べてみると
- 大学に合格した
- 就職できた
- 親会社に吸収されたときに正社員になれた
- 結婚できた
いくつか成功と感じれる言葉もあります。かといって、人がうらやむような大成功ではありません。
失敗したというようなできごとを並べてみると
- 大学入試に失敗して一年浪人した
- 音楽家なる夢を追ったが失敗した
- 出世も目指し頑張ったがうつ病になりすべて失った
どちらかというと、失敗の方がダメージが大きいものばかりでした。特に無職の時でしたから、何も受け取りたくはない時期です。
そこで、次の言葉がやってきたのです。ひらめいたとも言えます。それも私の心の声がつたえてきました。
途中の人生がどんなにつらくても最後に幸せな人が勝ち
きっとたくさんの人に響くと思っています
この言葉の意味が、たくさん、たくさん、私の心に響きました。
身内の不幸や、病気、恋人を無くした、借金で苦しんだ、様々な不幸が人間には降りかかります。
みなさんも、きっとたくさんの辛いことを持っていると思います。
多くの方の人生は、いいことばかりではなく、一度手に入れたものを手放さなければいけなかったり、子供を失ったり、離婚したり、いろいろな辛いことがあるんだと思います。
それでも、40代、50代、60代、70代、80代と命がある限り人生というのは続いていくわけです。
おそらく途中の人生に辛いことが無い人はいないのではないかと、私は思います。
けれど、自分なりの幸せ、自分なりの生き方、自分なりの自由。その目標に向かって、10年以上かかってでも、何かしら手に入れていき、途中ですべてを失ったとしても、突き進み、最後自分の人生は、満足だったと思えるのであれば、その人生には価値があると思います。
そして、その時こそ、本当の意味の人生の価値が判断できるタイミングであると思います。
途中の人生がどんなにつらくても最後に幸せな人が勝ち
今日も今を大事に、楽しくがんばりましょう!