偏った食生活がうつ病を引き起こしている

うつ病の原因に食生活が影響している?そんなわけはない!と考えたこともあったのですが、コンビニ食をやめ自宅でとる3度の食事に変えてから、実際にうつ病が軽くなった私にはとっては、まったく関係がないということが言えません。偏った食事はどんな悪影響をあたえたのか?を書いてみたいと思います。

目次

うつ病の原因に偏った食生活が影響している?

うつ病の原因は心の病気であり、脳のコントロールが不能になるために引き起こされる頭の病気だと私は常々思っていました。

実際に、うつ病が最悪なときには、脳から何か分泌物がでているような感覚を覚えることがありました。

ところが、そんな考え方を見直すきっかけとなった本がありました。

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うつ病の直接的な原因は職場の人間関係やストレスが原因だと私は自覚していたのですが、食生活と聞いて最初は疑問に思いながらも、徐々に関係あるのかもと思った、内容でした。

うつ病が酷かった時の私の食生活

うつ病が酷かったときの私の食生活と言えば、今思うとそうとうにヤバかったのは事実です。朝ご飯は用意されたモノを普通に食べて、会社に行くわけですが、会社で昼ご飯はとらないのです。

昼ご飯を食べている暇があるくらいなら、できるだけ仕事を早くこなして早く帰りたい。

そんな思いから昼ご飯は除いていました。本当にお腹が空いてしまったときは、コンビニでおにぎりやサンドイッチを買ってパソコンをしながら食べていました。

しかし、早く帰れることなど不可能でした。うつ病で判断力が鈍っているだけではなく、ブラック体質の企業で働いていたので、定時に帰れる人はほとんどいません。そればかりか、21時を超すことが50%以上の確率で発生するのです。

今思えば、うつ病なのか、過労のストレスなのか、食生活の乱れなのか、いずれにしても、すべてのことがマイナスに働いて、私の心の体のバランスを乱していたのは事実です。

食生活だけではない悪い食習慣

私のうつ病がどんどん酷くなり、死にたいと思うことが増えてしまった背景には、食の内容だけではなく、ひどい食習慣があったのは間違いのない事実だと思います。

朝ご飯こそ、家族と食べることもありましたが、朝はギリギリまで寝ていることも多く、昼も会社で仕事をしながら食べることはあっても1人、夜は帰宅後に家族が寝静まった中で食べる。

暖かい家族団らんという言葉とは無縁の、食事が生きるために食べ物を摂取するためだけの行動になっていたのです。

本来食事とはどんなものか?

私が知っている家族の食事とは、朝は家族みんなで、おはようの挨拶をしながら御飯を食べ、昼は職場の人と一緒にポジティブな会話をしながら食べ、夕飯はお疲れ様の話をしながら、家族の団欒がある。

そんなものを想像していたわけですが、私が社会人になってからの食事とは、その世界とは全く真逆の食べるために摂取するという行動に変わっていたのです。

これは、うつ病になる以前に、うつ病になってしまう生活が身の回りにあったといっても過言ではないでしょう。

幸せな食卓を目指しましょう!

本当に幸せな食事は、グルメ番組が紹介するような高級店で食事をとるようなことではなく、奥さんや自分が買い物に行って手に入れた食材で作るあったかい家庭料理を家族みんなで食べることです。

お金には決して換算されることのない家庭料理の価格は、価値がないように思われるかもしれませんが、これほどまでに仕事をさせられる時代においては、1回の家庭料理は1万円といってもいいくらいの価値があるのではないでしょうか?

今日ここまで、私達が生きてこれたのには、複雑な家庭環境や施設などで育った方もいるかもしれませんが、どこかに親あるいは親の替わりに育ててくれた方がいて、そして、その方との温かいコミュニケーションがあったからこそ、成り立っているはずです。

温かい幸せな食生活があれば、まずはうつ病を回避できるのだと私は信じています。そのうえで、満足な食事がとれるのであれば、先の書籍が言うように、正しい食でうつ病から回復していくのだと感じています。

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