うつ病になってしまったら気分がいい時だけ頑張ろう

一度、うつ状態になり、気分が乗らない状態が続くと、気持ちでは頑張らなければいけないと思っていても、体が言うことを聞かないということがあります。そんな時には、無理をして頑張っても意味がありません。気分が良い時に頑張ればいいのです。

無理をしても空回り

うつ状態になってしまうと、気持ちだけでなく体までもが空回りを始めます。家の戸締りを忘れたり、電気を付けたままでかけてしまったり、誰かの依頼を受けても、何を言われているのか内容が入ってこなかったり、何をやってもうまく回らなくなります。

自信だけを失っていく

私は、うつ状態でも、無理に会社に行って、仕事をしていました。今だからわかりますが、心が完全に壊れてしまっていて、その場から、逃げ出したい気持ちばかりなのに、頑張って仕事をしていました。

けれど、そのような状態で仕事をすれば、結果はお分かりだと思います。

ミスが多くなります。そして、ミスを指摘されると、やっぱり自分はダメな人間だと落ち込んでいってしまうのです。

負のループに入ってしまうと言っていいでしょう。

うつ状態でも気分が良い時はある

うつ状態になっていても、調子がいい時はあります。その時に、過度な無理は禁物です。せっかく気分が良くなっても、無理をしてあまり良い結果が得られないと、気分が落ち込んだときの反動が大きくなってしまいます。

無理はせずに、これはできると思うことだけを、着実にやっていく方が、心の安定感は高まります。

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