私はうつ病を10年もやりましたが、ラッキーなことに元気に復活できました。そのきっかけは結局、退職でした。この経験から考えると、うつ状態になってしまうのであれば、すぐにでも「その現実から抜けなさい」という神様からのアドバイスなのではないかと思えるのです。長引けば長引くほどつらくなることを知った私の経験を他の誰かに体験してもらいたくはありません。そんな話を書いてみたいと思います。
- 医者は仕事を辞めろとは言ってくれないのですが私は辞めました
- うつなんていりません、人生を楽しむ時間はとても大事です
- うつ病から復活した時、何よりもクリアーな頭が大事であることに気づきました
- うつ病になったのはその環境が合わないからです 抜け出しましょう!
医者は仕事を辞めろとは言ってくれないのですが私は辞めました
わたしはうつ状態になりました。
けれどすぐには医者に行きませんでした。仕事が楽になれば、平常にもどれると考えたからです。
私は仕事が過酷になりすぎました。
ネットでうつ病チェックをやると、うつ病の疑いがどこサイトでもでるようになりました。ところが、産業医面談をうけても、適当な扱いをされたので、医者には行きませんでした。
私はうつ病で仕事がまともにできなくなりました。週に1度は、うつが酷くて会社を休むようになってしまいました。
私はうつ病でした。死にたいと思うようになってしまいました。
ようやく精神科に行きました。薬を処方され、楽になると言われました。
けれど、仕事を変えると環境変化で、もっとわるくなるから、仕事は続けた方がいいといわれました。信じました。
かれども、私のうつ病はよくなりませんでした。
それから3年後、母の末期がんの看病のため、仕事を辞めました。
半年後、うつ病はどこかにいってしまいました。
うつなんていりません、人生を楽しむ時間はとても大事です
10年前、私はワーカホリックかというくらい働いていました。
朝は7時半には家を出て、深夜は2時ごろタクシーで帰る。そんな期間が2年くらいありました。
仕事が私の時間で、趣味が仕事で、仕事のために寝て、仕事のために家事をやる。
仕事しかない状態がその時でした。
しかし、そのことで、私は鬱になりました。鬱になった後は、人生を転がり落ちるように、ボロボロになりました。
出世が望めない体となり、管理職からも降ろされました。
何もかも失いました。
でも、うつ病になって閉じこもった10年後、人生を楽しむということに気づけました。
もしかしたら、悪くない流れなのかもしれない、今はそう思えるようになりました。
うつ病から復活した時、何よりもクリアーな頭が大事であることに気づきました
うつ病の時、私の頭は、氾濫した河川のように、ネガティブでいっぱいでした。どす黒い何かが、毎日のように頭の中を駆け巡ってました。
それが10年続きました。
ところが、最近・・・うつ病がなぜか治りました。仕事を辞めたからであり、他の病気も改善させたからです。
すると、一気に脳に変化が起こりました。
ずっと、雲っていた頭の中がすっきりしたのです。
いろいろなことを考えることができるだけでなく、正しい判断ができるのです。
何が無くとも、クリアーな頭があることは、すばらしすぎます。
うつ病になったのはその環境が合わないからです 抜け出しましょう!
私は自分を攻め続けていました。
自分自身でうつ病になっていたわけです。
すべては自己責任だと思っていました。
ところが、最近、そうではないことに気づきました。
うつに向かう頭になっても、回復できる環境というのがあるのです。それが現在の職場です。
人間は、何かをすれば間違いをするのが当然の生き物です。
チャレンジには、失敗が当たり前のようについてきます。
しかし、失敗することが許せない環境とはあるのです。チャレンジしないことが答えになることもあります。
失敗しないのですから・・・
ところが、今の環境は失敗はしかたないというカテゴリーに含まれて、仕事ができているのです。
そんな場所、ありえるのだろうか?と思いますが、実際にあるのです。
失敗は許されない環境と、頑張って失敗したのなら許される環境とで、どちらがうつ病を避けることができるでしょうか。
間違いなく後者ですよね。
そういう場所は、実際にあります。今の会社を抜け出て、うつ病になりにくい会社を選ぶべきなのです。
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