うつ病の人が好きだった趣味をやるとどう感じるのか?

うつ病の本を読んでみると、鬱状態のときは、無理をしない、何もしない、やりたいことをやるといいと書いてあったりします。

しかし、自分の体験の上で書かせていただきますが、うつ病になってしまうと、やりたいことは本当は無かったりします。

本当にやりたいことがなくなっているんです。うつ病になると、うつになったテーマで自分の頭の中はいっぱいになり、後悔で溢れます。すると趣味だったことも、どうでもよくなってしまいます。

うつ状態の時に、私は大好きだった釣りに行きました。釣りをして、魚を釣ります。たしかにちょっとは楽しめるのですが、心底は楽しめないんですね。

じゃあ、どうしたらいいのか?

やりたいことって、実は、あんまりないというか、本当にやりたいことを探すのって、うつ病でない人もできていないと私は感じているのです。

テレビを見たり、ゲームをやったり、友達と遊んだりしている中で、何かやりたいことが見つかったりしますが、それってすべて外部の方の紹介ですよね。

だれかが、これ面白いよ、って誘われて、ハマって、やりたいことが生まれたりします。テレビが、コマーシャルをいっぱい流して、みんなに欲しいものや、遊びを教えてくれます。

しかし、それって、本当にやりたいことなんでしょうか。

うつ病になってしまうと、悪いことばかりとは限らず、そもそも本当は?という視点で、物事を見れるような印象もあります。

さて、今回のタイトルに書いた質問

「うつ病の人が好きだった趣味をやるとどう感じるのか?」

の回答は

「少しは楽しいけど、心底は楽しめず。やめてしまう」

でした。

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