私はうつ病から10年をかけて復帰することができました。その間、たくさんの本を読みました。何かしら即効性のある本があったのであれば、数年で治っていたかもしれませんが、事実は厳しく10年もかかりました。しかし、書籍がまったく効果がなかったか?と問われるとそうではなく、たくさんの気づきを得ることをできたと思っています。このページでは、実際に私が読んでいた本を紹介したいと思います。
読んだ書籍一覧
- ブッダ・仏教の教え
- ブッダの言葉 [ 中村元(インド哲学) ]
- 超訳 ブッダの言葉
- 一生、仕事で悩まないためのブッダの教え
- ブッダの「慈しみ」は愛を超える[ アルボムッレ・スマナサーラ ]
- 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」[ 草薙龍瞬 ]
- 他人の力を借りていいんだよ 「縁生」で生きなおす仏教の知恵
- うつ病の本
- 家族がうつになったとき真っ先に読む本 [ 神山アキコ ]
- うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!
- 内向型・HSP関連
- 内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力
ブッダ・仏教の教え
ブッダの言葉
私がうつ病中にもっとも衝撃を受けたのは、この写真付きのブッダの本であったと記憶しています。仏教というと、日本のお寺や、様々なお葬式など、あまり良いイメージを私は持っていなかったのですが、この本を読んで大いに間違っていたことに気づきました。ブッダという人物は、私達よりも大昔に悩み、苦しみ、人間が生きる意味を悟った方というだということを、理解することができました。
涙が出るほど、心に突き刺さるフレーズがあり、何度も読み返し、意味を理解し、行動や考え方を考えるきっかけになりました。
超訳 ブッダの言葉
写真付きの「ブッダの言葉」本を読んでから、もっとたくさんのブッダのためになる説法が読みたくなりました。しかし、有名なブッダのサンスクリット語を翻訳したものは、初心者の私には到底無理なことがわかりました。
そこで、手に取ったのが、この超訳です。
通常の翻訳ではなく、超訳なので、日常会話レベルと現代生活に合わせた翻訳になっていて、ものすごくわかりやすい本です。
「君よ、君自身から自由になるために。」
帯びから、気になるメッセージがいっぱいでした。
うつ病の本
族がうつになったとき真っ先に読む本 [ 神山アキコ ]
自分で、自分はうつ病なんじゃないか!?と疑っていた時に、自分のために購入し読みました。読んでいるうちに、自分がうつ病であることを確信しました。
そして、この本をそのまま家族に渡して、うつ病であることを明かしました。
当然、最初は家族も理解できないわけですが、私が何年も悩んでいたこと、当てはまることが多いこと、お互いに読み進め、相互理解のために価値ある一冊となりました。
うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!
うつ病が酷かった時に、メンタルクリニック以外にも、努力をしてどうにか治そうと、藁をもつかむ思いでいろんなことを試そうとしていました。その時見つけた本が、この本でした。
食べ物で、うつ病が治るとは、やはり、今でも思えませんが、努力してる自分が、気休めでも、気持ちを回復してくれる効果はあるので、気持ちは楽になった記憶があります。
玄米ご飯もよく食べました。
内向型・HSP関連
内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力
私は学生時代から人との付き合いが苦手で、集団行動が極端に嫌いでした。保育園が嫌で、3年間毎日泣きながら保育園に通ったくらいです。その後、お兄ちゃんなんだからと、小学校から偽りの自分で社会で生きてきたのですが、結局は無理でした。その理由がわからずさまよってました。よく、自分探しをしていました。
そんな自分探しの中で、ようやく見つけた自分とは何かの答えが内向型でした。スーザン・ケインの「内向型人間の時代」の本を手に取って読み進めて、衝撃を受けました。「私はこれだったんだぁ!」って救われました。
旅行行くから準備をしてって言われて、たくさんの本をカバンに詰めて持っていこうとした経験とかって、外向型にしたら意味がわからないと思いますが、私自身が内向型だったので、ものすごく共感しました。
誰かと遊ぶのではなく、自分の時間を大事にしたいんですよね。目からうろこの、内向型人間の本ですので、同じような悩みを持つ方は、おすすめの一冊です。