うつ病になってしまうとはっきり言って何もできません。経験したからわかりますが、何をやっても無駄に感じられるし、頭の中がネガティブなことでいっぱいなので、やる気力もありません。でも、ちょっとでも何かできるなら、ちょっとやってみませんか?というお話です。
目次
- うつ病の時何もできなかった
- 無理にやっても結果は残念な結果ばかり
- でもさ、ちょっとやれることあるよね
- 点と点が結びついて、やったことが価値を生み出していく
うつ病の時何もできなかった
仕事でうつ病になった私は、このままこの仕事は続けられないと思いました。そして、うつ病の頭のまま、何か他の生き方ができないだろうか?と模索をしました。
けれど、なにも勉強もできないし、できないって思えてしまうんです。すでにうつ病になっていて頭の中はネガティブでいっぱい。資格や英会話など、どうせ始めてもお金を失うだけじゃない?
そんなネガティブな気持ちが沢山でてきてしまい、何もする気になれず。やれることは、独りで歩くこと、ネットでゲームをやることくらいでした。
無理にやっても結果は残念な結果ばかり
うつ病というネガティブの中で、私はそれでもいくつかやったことがあります。
一つは英会話。そしてもうひとつは、ブログでした。
英会話は、やって価値が無かったかと言われると、それなりに人と会話をするという訓練になりましたが、元気な時に習ったのと、うつ病の時に習ったのでは、明らかに結果が違っていたと思います。英会話レッスンというよりも、英会話雑談の場になり、悩み相談になっていました。レッスンのスピードは普通の人の半分くらいだったと思います。
ブログについては、仕事を失ったときの副業を見越して始めました。アクセス数やアフィリエイトを目的にやることになりますが、新しいブログなんて誰も読んでくれませんよね。
なので誰にもアクセスされないブログが、よけいに自分の無力さを感じるだけの状況を生み出していました。
でもさ、ちょっとやれることあるよね
私はうつ病の絶望の中で、ブログを書いたって話があったと思います。どのくらい書いたかというと、テーマにして3種類。キャンプと音楽と生活。
それはどれも好きなことをテーマにした記事でした。
毎日義務の様に書いていた記事は、うつでネガティブの時に書いているので、文章の内容も乏しく、伝えたいこともほとんど反映されておらず、独りよがりのものばかりだったと、今読み返すとわかります。
しかし、本当にやりたかったことをやった話、体調がよくてすごく楽しんだあと、没頭して、ゆっくり書いた記事もいくつかありました。すると、少しづつですが、ネットの検索を通じて人が来るようになったんです。
忙しい中での殴り書きは、はっきりいって意味がありません。でも、まったくもって意味がないことはありませんでした。
とりあえずやってみる、ちょっとやってみる。
そこには、やるというポジティブな行動があります。
点と点が結びついて、やったことが価値を生み出していく
私はずっとホームページ作りをやっていました。1997年くらいからホームページを作っていたので、