なぜ人間は将来について不安に思ったり、今ある現状に不満を感じたり、自分が不幸だと悩んだりするのでしょうか? 実はより良い未来を描くためのガソリンとして 、不安や不幸そして不満と言ったネガティブなエネルギーが必要なのではないでしょうか?そんな思いから不安・不幸・不満について掘り下げてみます。
目次
- 私はいつも不安を抱えて生きてきた
- 不安が私の行動力の源かもしれない
- 不安を頑張るエネルギーに変える
- 未来はネガティブを超えるためにあるのではないか?
私はいつも不安を抱えて生きてきた
- 異性にもてず結婚できなかったらどうしよう?
- 仕事がなく収入がなかったらどうしよう?
- どの高校・大学にも合格できなかったらどうしよう?
- 成績が悪く卒業できなかったらどうしよう?
私は生まれ物心ついた小学生以降、何をするにも不安がつきまとってきたのを思い出します。
- 遅刻したらどうしよう。
- トイレに間に合わなかったらどうしよう。
- 上手く挨拶できなかったらどうしよう。
常に不安を抱えて生きてきました。
そして、次にあったのは不幸です。
- 私の親は共働きであまりかまってもらえない
- 太りやすい性質を持ち、肥満と言われる
そして、不満も持っていました。
- 他の家はファミコンを買ってもらってゲームもあるのにうちにはない
では、なぜ、人間は、不安や不幸や不満をもつのでしょうか?そう考えた時にでてきた答えは次のものでした。
不安が私の行動力の源かもしれない
私はなぜ勉強したり、努力をしたりしてきたのか、それを考えてみると、やはり、ポジティブな思いよりも、ネガティブな思いが強かったのかなぁと思います。
こうなったら嫌だなぁというネガティブな未来に抵抗するために、よりよい未来を勝ち取るために、不安や不幸、不満をいだき、そこから逃れるために、努力をする。
それが私の行動の源だったところは間違いありません。
ただ、実際に努力をしても、何も得られないことがあまりにも多くなり、気づいたらそれがうつ病の原因になっていたというのが、うつ病の10年の真実だとも思えます。
不安を頑張るエネルギーに変える
この文章を書いている今も私は実は、不安を抱えています。
- 日本経済が将来さらに悪くなり続ける不安
- うつ病の人が増えていく不安
- 私自身も貧しくなる不安
それらをどうにか打破するために、このブログを書いているというのはあります。たくさんの人にこのブログを読んでもらい、もしかしたら、本を執筆するくらいのことが起きるかもしれない。
そんな未来に向かって頑張るエネルギーに、不安を使うことはできると確実に思えます。
未来はネガティブを超えるためにあるのではないか?
もし私が生まれた時から金持ちの家にうまれ、将来頑張らなかったとしても収入があったとしたら、何をするでしょうか?
お金を消費するだけの生活ですよね。努力しなくても増えていくとしたら、消費する努力の方が必要なのでしょう。
しかし、私はそうではなく、庶民の家に生まれました。そうなると将来に対しては不安しかありません。
努力をしなかったら生活すら危ういのですから。そう考えとき、私の将来の夢が出来上がります。
将来の生活が危うい未来から、将来の生活が豊かになる夢です。
ネガティブな未来を、超えるために、不安は生まれていると感じられる気がします。