私はうつ病から抜けて10年経った今でも、うつ病状態になることはありまして、うつ病が治ったというよりは、自分なりのうつ病から抜け出す方法を見つけていると言った方がよく、実は先ほどもうつ状態だったところから、抜け出しました。そんな私が、実際にうつ病状態に陥った時に抜け出すテクニックを公開したいと思います。
目次
心のざわつきの原因な何かを分析する

うつ病になったことがある方ならもしかしたらわかってくださるかもしれませんが、心がざわざわ言い出すと、頭の中がパニックになってしまって何にもできなくなったりしませんか?
私の場合心がざわつくと、頭がパニックを起こし、仕事が手につかない状態になります。具体的には、パソコンなどに向かっているのですが、作業が何も進まない状態になってしまうのです。
仮にプライベートで自転車などにのっていたとしても、心がざわついて、うつ状態になることになります。
そんなときに、私が最初にやることは、なんでそうなってしまうかの原因の分析です。なぜ、心がざわついているのかを分析します。
私のざわつくパターン
- 誰かと比較をしている
- 仕事に不都合がある
- 心配事がある
- 体調不良
私のがうつ状態に入って行くときには、何かしらの原因があるので、まずはその根っこを捕まえるようになりました。
その原因は私がどうにかできることなのかを確認する
心のざわつきの原因をつきとめたら、それがどういうものなのかを考えます。
例えば、誰かと人生の比較をしていることがあります。年収の違い、地位の違い、食事や見た目、様々なことで比較して、自分が劣っているような比較をしていた場合は、これは私がどんなにあがいてもどうにもできないことです。
次に仕事に不都合があるとします。スケジュールがおかしくて、自分の力ではどうにもならないスケジュールがひかれているとか、そのような場合です。これも、実は、権限がないのでどうにかできることではありません。
心配事の場合や、体調不良の場合も同じです。それが、どうにかできるモノなのかを確認します。
できることなら改善する、ダメなら諦める
心のざわつきの原因が、自分の力でどうにかできるモノ動けるモノの場合はどうするかと言えば、改善活動ができるので、この場合は、やれることをやっていきます。
体調が不調であれば、休む、あるいは、改善の見込みがないなら、医者に行くなど、きちんと改善に向かうことに立ち向かいます。
また、心配事などは、相談相手がいて、相談にのってもらえる状況なのであれば、相談しにいけばいいと思います。怖い上司であろうが、とっつきづらい親戚であろうが、相手がいるなら、相談をすると先に進めます。
しかし、どうしようもないものの場合は、諦めるしかありません。
先ほどの、誰かと自分を比較するような場合は、猛烈な劣等感で、自分を痛めつけ、まさにうつ状態に入ってしまうと思います。
自分を否定すると言うことは、向上心の現れであり、あなたが強く生きたいと願うからこそ、そうなってしまうわけですが、現実の自分を見つめなおし、今の自分の状態を認め、それでも今できることに向かわないといけないことを、再認識します。
これを私は諦めるといっています。今の自分を明らかにして受け入れるわけです。
迷いを断ち切り他にできること100%パワーで没頭する

うつ病というのは、時間をネガティブループに使ってしまうということが、実際に起こっていることとされています。
そうさせないためにはどうしたらいいでしょうか?
既に書いていますが、他の何かに没頭できればネガティブループには入りません。
- ゲーム
- 音楽
- 制作
- ブログ記事作成
何かを作っている集中に100%の集中力が注げれば、たいていの場合は、うつ病であることを忘れられます。
私の場合は、このブログのようにブログ制作に没頭することが、うつ病まっただ中から少しづつ抜け出すための役になっていたのでないかと、今では思っています。