賛否両論あるとは思いますが、腹水病で死んでしまったネオンテトラを、ミナミヌマエビ水槽に入れて自然のサイクルに回しました。そこで、1生魚、2市販のエサ、 そして、3死んでしまった仲間のミナミヌマエビ、 を入れた時に、ミナミヌマエビはどれを好むのか調査してみました。
調査日:2019/5/9
ミナミヌマエビは雑食性です。たいていの場合は、水槽にわいてくる藻の掃除役としてミナミヌマエビを水槽に入れることが多いと思いますが、ミナミヌマエビは雑食性のため、藻だけではなく、水槽の中で死んでしまった仲間、脱皮した後の殻、熱帯魚の死骸など、なんでも食べてくれます。
それゆえ、掃除屋さんとしての性能が高いというわけですね。
さてそんなお掃除屋さんのミナミヌマエビさん、何が一番好物なのでしょうか?次の実験をしてみました。
調査方法
ミナミヌマエビが食べることのある次の3種の食材を同時に投入し、どれにミナミヌマエビが集まるかを調査します。
1、生魚
2、市販のエサ
3、死んでしまった仲間のミナミヌマエビ
投入後30分後に、一番ミナミヌマエビが集まっていた食材を好物とします!
調査結果
実験の結果次のような結果が得られました。

1、生魚
6匹以上のミナミヌマエビが群がっていた
2、市販のエサ
3匹のミナミヌマエビが群がっていた
3、死んでしまった仲間のミナミヌマエビ
誰も群がっていませんでした。
総評
今回の結果が常に一緒とは限らないと思いますが、やはり直前まで生きていた生魚に集まるミナミヌマエビがとても多かったです。
人間も新鮮なお刺身が好きなように、生き物はどこか、新鮮な食材をおいしいと感じるようにできているのかもしれません。
参考になれば幸いです。
今後も、おもしろそうな実験にいろいろとチャレンジしていければなぁと思います。ミナミヌマエビの生態を明らかにしていきたいですね!!
ちなみに、翌日には、死んでしまった仲間のミナミヌマエビを含め全部なくなってました・・・