私は社会人を始めて数年は完全なるプログラマーで毎日のようにアルファベットと数字を書く仕事をしていた経験があります。さて、このプログラマーという仕事、実は英語を学ぶのには最適だったんです！その理由を今回は書いてみました。
目次
- プログラム言語はほとんど外国生まれ
- IFから始まり、Thenで分岐を作る作業はまさに英語脳
- パソコンを使ってるので英語検索は常時使える
- TOPを極めたければ、英語が必須な職種
プログラム言語はほとんど外国生まれ
プログラマーが使うプログラム言語というのは、パソコンに様々な処理を連続的に行ってもらうための言葉なのですが、このプログラム言語は、たいていのものを除いて英語圏の人が作っています。
このことが何を意味するかというと、最新のニュースや一番詳しいプログラムの解説文章が英語で発信されるということを意味しています。
つまり、プログラムに関わる仕事に就く人というのは英語がどうしても求められます。逆に言うと、プログラムを書いていると、英語を読むという場面がよくあるのです。
また、プログラム言語はリアルタイムの英会話の場面ではなく、コンパイルというタイミングで、自分の理解が正しかったのを判断されますから、このことは英語初心者でも、プログラムをやることで少しづつ英語を学習しているような感じなのです。
IFから始まり、Thenで分岐を作る作業はまさに英語脳
プログラムを書いていると次のような処理を書くのが日常茶飯事になってきます。
もし、パソコンの画面で買うというボタンを押されたら、購入画面を、見るというボタンを押されたら、閲覧画面をだす。
というような処理を書いたりするのですが、このような処理をプログラムで書くと次のようになります。
IF 押されたボタンが買う
THEN 購入画面を出力する
ELSE IF 押されたボタンが見る
THEN 閲覧画面を出力する
また、プログラムの記述構造も、ほぼ英語脳で考えられているために、メソッドやファンクションも基本的には、英語的な記述方式がとられていますので、プログラムを書いていると、あたりまえのように、英語脳になっていってくれます。
パソコンを使ってるので英語検索は常時使える
エンジニアが英語を学ぶ上で一番最良の環境にいると考える理由は、翻訳や英語検索を常時使える環境にいることが、最大の理由だと私は考えています。
プログラマーはプログラムを書きながら、必ずWEBサイトでプログラム仕様や他の人の意見を参考にしながら、作業をするのが常です。
回りに日本人がたくさんの環境にいたら、英語しか学べませんが、プログラムを書く時には、まわりに外国人の書いたプログラムのサンプルがあったりします。
すると日本にいながらにして、外国人と関わるようなチャンスがあるようなものなので、必然的に英語を学んでいるような環境にいるのです。
TOPを極めたければ、英語が必須な職種
Google、Microsoft、AMAZON、APPLE、FACEBOOKなど、数ある気IT企業の中でトップ企業は、常に英語圏の会社です。
日本語をつかっているIT企業がトップにいることはまずありません。
そうなると、職業的にトップを目指していくと、英語を使っている会社に近づいていくのは当然なのですね。
最初はプログラムをまともに書くことができなかった人でも、興味を持ち、毎日のようにプログラミングを続け、エンジニアとして階段を上っていくと、気づいたら、英語もできるようになっているというのは、実は、すごく普通のことです。
エンジニアを目指している方、英語を学ぶのに最適な仕事は何かと考えている方の候補に、エンジニアはありと感じてもらえれば幸いです。
Good Luck!