高速化の技術について

なぜ、キャッシュが求められる?

一番表示が早いWEBページは、テキストで書いたHTMLファイルです。

Javaで書いたり、CGIで書いたり、Wordpressなどのphpで書かれたパッケージを使ったり、プログラムで処理をさせた後で、HTMLページを表示しようとすると必ず、表示が遅くなります。

しかし、HTMLをすべて手書で書くのは大変なので、Wordpressなどで、プログラム処理をして、HTMLを作成することが、現時点では定番になっています。

ハードウェアの高速化が進めば、プログラムに動的に処理させても、手書きと変わらぬ速度が得られるわけですが、現時点でもコストの面からそのような状況にはなっていません。

そこで、プログラムを常に処理させるのではなく、あらかじめテキスト化して保存し、生成されたHTMLファイルをそのまま出力させればいいのでは?

という視点からキャッシュという概念がでてきました。

記事や投稿の内容を変更させたら、キャッシュの書き換えが必要

キャッシュをしてしまうと、HTMLファイルが保存された状態になっています。そのため、記事や投稿の内容を変更させた場合は、以前に作成したキャッシュファイルが残っていることになります。

そのため記事や投稿の内容を変更したら必ずキャッシュの書き換えを行う必要があります。行わない場合は、古いファイルが表示され、最新ファイルが表示されないからです。

WordPressをWP Fastest Cacheで高速化する

プラグインであるWP Fastest Cacheを新規追加する

詳細は省略しますが、ダッシュボードのプラグインの新規項目から、WP Fastest Cacheを検索し、インストール。有効化します。

WP Fastest Cacheを設定する

ダッシュボードの左メニューに「WP Fastest Cache」のメニューが追加されるので、設定をしていきましょう。

言語を日本語へ

まずは日本語にしましょう。英語が苦手な人もいると思うので、助けになります。

設定タブの最下部に、言語がありますので、日本語を選択します。

キャッシュを有効にする

キャッシュを有効にするために、設定タブの、最初にあるキャッシュの有効にするにチェックを入れる。

上記2つの手順のみで、キャッシュ化は成功します。

それ以外の設定は、キャッシュ化をよりカスタマイズしたい場合のみに設定するものなので、説明は省きますが、日本語の書いてある通りです。