何度もホームページを訪問してくださる方は、毎回同じバナー広告が表示されていると「いつものあれね」という壁としてしか、広告を見てくれません。そこで、今回は、毎回異なるバナー広告を表示させて、収益の可能性を高める方法を掲載します。

今回の方法は、情報サイト「Chigyo Piano」で実際に使用しているテクニックとなります。

自分専用のプラグインを作成する

WordPressで、画面の制御を行うときはプログラムを利用するのが簡単です。しかし、Wordpressが備える機能そのものに手を加えてしまうと、Wordpressがアップロードやバージョンアップされる度に、修正内容が消えるだけでなく、どのように修正すべきかを考える必要が出てきてしまい、効率的ではありません

そのため、プラグイン(アドオン)プログラムを作ることが一番効率的となります。そのため、ここでは、プラグインを利用し、ランダム表示を可能にしていくエッセンスを掲載します。

プラグインの作成手順について(省略します)

今回の記事では、プラグインファイルの作成方法については、記載しません。インターネットにある、Wordpressプラグインの開発手法を読んで、手順を学んで下さい。

プラグインファイルにショートコードを追記

プラグインファイルに、次のようなショートコードを追記します。

これが後程、ウィジットに記載するショートコード「[CGY_PUT_AD]」になります。

コードイメージを見る
プラグインファイル

・・・

add_shortcode(‘CGY_PUT_AD‘, ‘putAd’);

・・・

プラグインファイルにランダム表示を実現するファンクションを追加

プラグインファイルに、次のようなコードを追記します。

コードイメージを見る
プラグインファイル

・・・

function putAd(){

$result = rand(1,3);

if( $result==1 ){

echo <<<EOD
「広告1」
EOD;

} else if($result==2 ){

echo <<<EOD
「広告2」
EOD;

} else {

<<<EOD
「広告3」
EOD;

}

}

・・・

このコードのポイントは次の2つです。

ポイント1:1~3までの乱数を発生させる

$result = rand(1,3);

上記の記述により、rand関数を使って、ランダムな1~3のランダムな数字を生成しています。これにより、ページにアクセス度に異なる数字が生成されるため、表示される広告を変化させることができます。

ポイント2:乱数に合わせた広告を用意する

echo <<<EOD
「広告1」
EOD;

上記の記述により、EODからEODに書かれた文字、ここでは「広告1」という文字が印字されるようになります。ここにアフィリエイトの広告コードを入力することで、アフィリエイトのタグが埋め込まれます。

ウィジェットにコードを記載

プラグインファイルに、ショートコードを記載します。

動作確認

ホームページにアクセスして、広告がランダムに表示されることを確認します。