【うつ病の後遺症】最大4時間~5時間しか連続で寝れなくなりました「ブラック企業の憂鬱」

うつ病の後遺症

ブラック企業で15年以上働き、2010年頃より10年弱うつ病を経験。最悪期は乗り越え社会復帰ができました。しかし、うつ病が回復した現在でも、できないことがあります。それは、連続で5時間以上寝ることです。そのうつ病の後遺症ともいえる、連続最大4~5時間しか寝れない現状を今回は語らせていただきたいと思います。

目次

  • 例えば夜23時に寝ると3時には必ず目が覚める
  • 仕事や不安なことの思いで目が覚めてしまうという罠
  • そも原因は偏頭痛だった、しかし、最大の原因は不安
  • 寝れないという不幸から、どのような希望を抱こうか

例えば夜23時に寝ると3時には必ず目が覚める病

私はブラック企業で働いていました。まだ、うつ病が発生する前の段階では、深夜2時に寝て、朝6時から7時に目が覚めて、9時前には会社に行くという生活をして、バリバリ働くと言うことをやっていました。

バリバリ働いているのか!?という話は置いておいて。

ところがうつ病が2010年頃から始まり2019年の今年、うつ病がだいぶ改善したというのに、私の睡眠は、そのときの習慣から抜け出れていませんというか、悪化しています。

うつ病発症前は、仕事が忙しいのもあり、疲れをとるため5時間までという睡眠をしていました。強制的に目覚まし時計を使って5時間しか寝なかったわけです。

しかし、うつ病回復後の現在は、目覚まし時計がなくても、4時間から5時間で目が覚めてしまうのです。

どういうことなのかを、お話ししましょう。

仕事や不安なことの思いで目が覚めてしまうという罠

この4時間から5時間で目が覚めてしまうという状況ですが、具体的にどんな感じなのかを書いておこうと思います。

例えば、残業が無い日の場合は、21時に睡眠ができるときがあります。すると、深夜2時に起きてしまいます

また、残業が無くても、ブログを書いたり、ネットゲームといった趣味をやったりで、深夜1時に寝た場合も、朝4時ごろから5時頃には目が覚めてしまうのです。

そして、目が覚める時はどんな状況かというと、必ず不安なのです。

そして、状況的には、不完全なうつ病+合併症的な不快感で目が覚めるのです

  • 仕事がまたできなくなったらどうしよう
  • レールから外れた自分は10年後どうなるんだろうか?
  • 歯が痛み頭痛がある
  • 鼻炎や皮膚病といった後遺症も残る

そも原因は偏頭痛だった、しかし、最大の原因は不安

結論から言えば、ブラック企業が私の心と体を15年でズタボロにしたのは間違いありません。では、どんな風にこわしたのだろうか?

  • 期限は絶対に守らなければいけない
  • 成果物の品質が悪いと戦力外といわれる必至必須の文化
  • 毎日に安らぎが無く土日に自宅にいても月曜からの仕事を考えている週末
  • 当たり前の生活を求め出世が遅れる⇒後輩に馬鹿にされる日々

私が経験したブラック企業での経験は、1冊の本が書けるくらいボリュームがありますが、ピンポイントだけ書くと上のような状況がありました。これが何に影響したかというと慢性的な病気の発症でした。

最初は、頭痛です。学生時代の睡眠時間は8時間程度だった私です。健康を第一に8時間寝るのが普通でした、しかし、社会人、それもブラック企業のサラリーマンに、8時間の睡眠は許されていません。5時間程度は普通、ひどいときにはゼロで、36時間ぶっとーしで働かされたときもありました。

そうなってくると、発熱して痛みで体が動けなくなるような病気でもない限り、休まないし、病院になんていかないんです。仕事がない日は、とりあえず寝ていたいので。

健康診断の結果にも、軽い頭痛が、結果にでることはありませんでした。

しかし、頭痛は、8年も続きました。さらには、最後の4~5年くらいは、手足のしびれに悩まされ、健康診断の結果にも悪影響が出てきました。そもそもあった、皮膚病や鼻炎も、常にありました

仕事の不安、病気の不安と不快感。不安と不快感しかない生活。そして、ブラック企業の過酷な労働

打合せ中にパワハラ上司のペットボトルが飛んできます。これが運が悪いと数か月続くのです。

寝れないという不幸から、どのような希望を抱こうか?

私はそういう状況のため、現在最大で5時間しか寝れません

趣味などで有効に使えばいいんじゃない!?

ご意見ごもっともで、このブログもその有効利用の一環として書くようになりました。ただし、うつ病の後の趣味の時間には、一つ問題があります。

どれも、心底楽しめるわけではないのです。

うつ病発症前の元気なころは、いつかネットゲームを飽きるまで1年とかずっとやり続けたいとか、若かったので思った頃もありました。しかし、現在は、そんなふうにはできないのです。

ゲーム自体が世間的に魅力もなくなっている状況もありますが、ゲームにハマり続けて、私が失ったブラック企業と関わった時間に加え、さらに人生の時間を失いたくないという思いも強いのです。

私には、何もありません。いや、何も無いと考えると、いろいろあることに気づけます。しかし、生きた痕跡を残したい、それが、現在の希望です。。

ツイッターや、ブログ。そのような発信を通じて、私のような不幸を社会から取り除きたい。あるいは、社会的なマイノリティーを救えるような何かを引き起こしたい。それが現在の私の希望となりました。

私に何ができるだろうか?と考えるよりも、経験したことを活かして、前を向くできることをやる。これが今の私の希望です。

寝れない体を活用して、様々な活動が今後できればいいなと思っています。

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