私は就職の氷河期に、それでも新しい未来のために頑張ろうと元気にIT業界に就職しました。ところが、働くこと十数年。元気に働き始めた私は、別人のように働くことが辛くなり、うつ病となって、毎日の頭痛、手足のしびれ、のどの痛みと戦いながらの生活を余儀なくされ、精神科医やその他大学病院にも通い、最終的には退職しました。
精神科のドクターには刺激が強いので退職よりもゆっくり働くべきと言われましたが、退職して半年後、うつはなくなり。病気の原因もわかり、どんどんと回復しています。その経験を元に今回は記事を書かせていただこうと思います。
目次
- 元気に入社した人がうつ病になって退職するなら、原因はそれだよね
- 精神科医は、仕事を辞めるなと言うが…原因は取り除きましょう
- うつの原因がなくなれば、必ず好転します
- うつ病から抜け出したいなら、抜け出す覚悟をしよう
元気に入社した人がうつ病になって退職するなら、原因はそれだよね
生まれた時からうつ病の人はいません。
いませんよね？
それは、つまり生まれてから後に、精神的におかしくなってしまう状況があり、うつ病になってしまうと言うことです。
私の場合は、元気に入社したのに、ボロボロになって退職しました。
つまり、原因が職場にあったのは間違いありません。精神をボロボロにする悪い環境が職場にあったと言うことです。
うつ病は、あたかもうつ病になった本人が、そもそも精神的な問題を抱えていたり、あるいは、ストレス耐性がなく、精神的に弱いなど、うつ病になる人が悪いような風潮がありますが、そうではなく、実際にはうつ病になる人が出てくると言うことは、その環境にうつ病の原因が必ずあるはずです。
精神科医は、仕事を辞めるなと言うが…原因は取り除きましょう
私の場合は、元気に入社して、ボロボロになって退職をしました。原因は当たり前のように現場にあります。しかし、精神科医は、その場所で、ゆっくり働くのが良いと言いました。しかし、3年たってもうつ病は治りませんでした。
どうでしょう。
原因があるのに、その場所にいて病気というのは治るのでしょうか？
花粉症の人は、花粉がある季節は大変苦しいですが、花粉が飛ばなくなったとたん、まるで花粉症がなかったかのように、普通の暮らしができます。
では、うつ病の人は、うつとなる原因がある場所で、働き続けて、治ることがあるのでしょうか？
答えは明確ですよね。
うつの原因があれば、絶対に治らないです。つまり、うつ病の原因がそこにあるのであれば、そこから脱出しない限り、うつ病は完全回復しないのです。
うつの原因がなくなれば、必ず好転します
花粉がないのに、花粉症になる人はいません。頑張って花粉症を演じたくても、涙と鼻水を出し続けられる人なんて、いないですよね？
では、うつ病の場合はどうでしょうか？
うつ病は職場のうつ病の原因を、毎日のように取り込んでいるので、それがうつの原因です。退職すれば、その吸収をストップできます。
当然すぐには、うつ病は改善しないでしょう。しかし、退職し、会社とはきれいにもうお別れをしてしまったら、記憶も薄れていきます。
人間には忘れるという能力があるのです。
確かに経済的な問題もあり、精神科医には患者のリスクがとれないので、仕事を辞めてうつ病を回復を優先しなさいと、言えないのかもしれません。
しかし、その結果、うつ病の緩和はできても、うつ病は治せない精神科医ばかりが、街にあふれています。
うつ病から抜け出したいなら、抜け出す覚悟をしよう
うつ病とは、本当につらいものです。私は、うつ病を10年近く患っていましたが、うつ病から回復した時には、その10年間の記憶があまりないくらい、うつとの戦いがすべてでした。
しかし、うつ病から抜け出すためには、覚悟をする必要がありました。経済的には安定していたが、精神的にはボロボロ、いっそのこと死んでしまいたいと考えてしまう自分。
それでも、精神科医の先生は、ゆっくりと続けて働きなさいと言いました。
どこかおかしい！何かおかしい！原因は、仕事場であることが明らか！
死ぬくらいなら、まずは仕事を辞めよう。
私は精神科医のアドバイスを捨てて、仕事を辞めることを決意しました。その決意は、私の力だけでは不足しており、結果的には、母親の末期がんの知らせが後押ししたわけですが、退職の道を選びました。
2018年5月のことでした。
会社を辞めることを伝えるのは、精神的につらいものがありました。
これから私の生活はどうなるのか。母親はどのくらいもつのだろうか。家族はどうなるのだろうか。たくさんの不安と恐怖がありました。
しかし、2019年10月の今。すべては終わりました。
決意は人生を変える大いなるパワーを持っています。
現在の私は、仕事を変え働いています。やる気に満ち溢れています。うつ病になる前の状態を思い出しました。そして、無駄に過ごしてしまった10年を、価値ある10年にしたいと、このようなブログを書くことで、正しく利用しようという、夢にまで変わりました。
うつ病には、必ず原因があります。原因があるなら取り除けばいいのです。取り除くのに覚悟が必要ならば、できるという状況を作り出し、覚悟ができた後で、実行すればいいのです。
今の私にも不安はあります。しかし、それ以上に不安を先に進むためのエネルギーに変えるパワーが、うつ病でなくなった私にはあります。
うつ病に苦しむ皆さんも、本当にうつ病から抜け出したいと考えるなら、真剣に私の例を参考にしてみてください。
ポイントは、うつ病の原因だと思います。退職が答えではない人もいるでしょうし、学生さんであれば、クラス替え、学校を変えるなど、別の対処方法もあると思います。
自分のうつ病の原因を見つけ、それを取り除くあるいは自分から出ていく、そして、原因がなくなれば、回復するのは、当たり前のことなのです。
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