会社を休もうが、何も変わらない「うつ」状態はある

自分の畑で、稲作をやっていた、農業をやっていた時代は、貧しかったかもしれないが、仕事は自分との戦いであり、作物の出来が悪くとも自分の口に入るばかりで、他人に批判されることは今よりも少なかったであろう。

しかしだ、農業が主産業として成り立たなくなり、税金を納めたり、学校にいくための費用、水道、電気を使う費用など、お金が必要になったときから、農業では生計が立てられなくなった家庭は、娘を売ったり、農業以外の仕事へと転じていった。

その時から、従業員という概念が始まったのであろう。主と従の関係。資本=お金を持つものが権力を持ち、持たないものは従うのみの世界、その世界は、お金を発行する権利を持つものが、王様となる世界だった。

その時からこそ、うつ病は始まったと思う。

従うことを強制されて、「うつ」にならないわけがなかろう。

おかしいことに、体が「反応」しているのであろう。

だからこそ、うつを発症したら、基本的には、うつが完全に消えることはない。そもそもが、お金による異常が生んだ、狂った世界の上に、我々はいるからだ。

これが、会社を休んでも、止まることのない「うつ」の根本的原因である。

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