フリーアドレス席の憂鬱

フリーアドレス席という制度を私の会社では設置していたが、生産性が低いことが良く知られており、それは実体験として感じるところである。

誰が、どこに座るかわからないことで、どんな変化が起こるかも予想がつかないことは、想定外の騒がしい会話や、乱暴な態度の人が近くにすわることでのストレス、朝の席の取り合い、誰がどこに座っているかもわからない、ストレスフルな人物の近くにすわることになる、など、決まっていないことが、逆にストレスになることがあるため、良い制度ではない。

実際、フリーアドレス席の弊害を私の会社も認識したようで、実運用として、フリーアドレスの座席は全体の10%未満に最終的には行き着いた。

フリーアドレスにするのであれば、回りの人と完全にシャットアウトされる空間にしてもらいたいのが、私の希望だ。成果物がある仕事なら、お互いが監視する必要などはないし、会話が必要なら、コミュニケーションスペースを利用すればいいのである。

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