うつ病を10年もやっている中で、私がうつ病を忘れることができたのは、薬を飲んだ後の夢の中、オンラインゲームにのめり込んでいるとき、ブログやツイッターで集中して文章を書いているとき、そういうときだった。そんなとき、うつ病から抜け出すヒントには、没頭があると私はほんの少し気づいていた。そして、ネットであるとき没頭こそがうつを退けるという発言を読んだ。これだと思った。
目次
- どんな小さなことでも興味が湧いたならその声に従ってみよう
- 無駄だと思えることだってやってみる価値がある
- 続ければ花開くというのは間違いない
- 没頭こそが人生を導いてく
どんな小さなことでも興味が湧いたならその声に従ってみよう
私はなんにでも興味があるととことんハマるタイプの人間で学生の頃は、音楽、ゲーム、釣り、その他、様々なことにハマると、とことん突き詰めるということをやっていました。
釣りにハマった時は10キロ離れた釣り場に自転車で行ってしまったり、時間に何時間も揺られフィッシングショーに行ったり、ありとあらゆることを可能な限りやりまくっていました。
もちろんその時は、うつ病なんてことはありませんでした。
ところが、私がうつ病になった時には、何をやっても無駄。お金だっていつまで働けるかわからないんだから、使っちゃダメ。無駄なことはやっちゃダメという生活が始まり、どんどんうつが悪くなっていました。
これは、まったくのダメな行動だと気づいたのはのちのこと。
私は、ブログやツイッターをやるということに興味があったのですが、自分を発信すると言うことが怖くてできませんでした。ところが、ある時、その恐怖を超えてやりたいという思いが強くなり、ブログを始めツイッターも始めたのでした。
無駄だと思えることだってやってみる価値がある
うつ病になると極端に自信を失ってしまいます。何をやってダメ、自分には価値がない、生きている資格がない。そんなことを私も考えていました。
そして、だからこそ、私は新しいことをやることも無駄だと思っていました。
でも、今だから書けるのですが、価値が無いと思ったけど、興味を持ってやってみたことがいくつかありました。
- ポケモンGOで出歩く
- ツイッターでネガティブツイート
- ブログでネガティブ記事
- 好きな趣味のブログ
- 部屋のゴミ掃除
- 水槽でアクアリウム
どれもお金だけが飛んで行ったり、誰も読んでくれる人も居ないのに書いてるという世界です。あまりメリットはありません。
けれど、興味があるので、私はやっていたんです。
続ければ花開くというのは間違いない
ポケモンGOをやって何かあったの？と聞かれたら、こんなことがあったと伝えることができます。
ポケモンGOのアカウントで仲良くなった方がいました、また、YouTubeで他の人のプレイを見たり、ポケモンGOの話で飲み会で熱く語ったり、うつ病という病と闘っているなかでも、どこかそれを忘れる瞬間がありました。
ツイッターをやってて何かあったの？と聞かれると
最初は何もなかったのですが、うつ病が抜けた後の今、このようにツイッターアカウントの使い方がわかっているので、フォロワーさん達とコミュニケーションを円滑にすることができています。
ブログやってて何かあったの？
これは一番皆さんに興味をもってもらえるかもしれませんが、このうつ病のブログではない趣味のブログで、毎日数円だったものが、毎日数百円の広告集になるものがでてきています。
ここは、明らかにメリットがありました。
最初は勝ちが無いなんて始めたものにも、続けると、文章を書くトレーニングになりますし、伝える能力も上がっていきます。また、パソコンで文書を書く能力もあがっていきます。
没頭こそが人生を導いてく
私達は脳をフル回転することが、できます。
その時、私達は、集中しているといったり、没入しているということになると思います。
これができるのは、おそらく人間だけかと思いますが、そのような時には、とんでもないパワーが使われている気がします。
絵を描く、楽器を演奏する、プレゼンする。
没入し、とことんやっているときには、まさに、人生のすべてをそれに捧げるかの如く力を発揮しているはずです。
どんな価値のないことでもよいですが、続けることには必ず価値が出てくると私は感じています。