部屋に転がっているピアノの本のレビュー記事
第2弾は、ピアノ上達のポイント50 です。
「コンクールに出場するなら、悪い結果にはしたくないよね?」ということで、素人だけど親子共々ピアノを理解しようということで、まとめて買った本の中の一冊です。
何年も部屋に置いてある本なので、読み返すといまさら感もありますが、手に取て中を読んでみると、やはり、最近ピアノの先生にいわれたことが、当たり前のように書いてあるのですね。
クラシック音楽は、やはり勉強という側面があるのが否めないです。けれど、そこには、演奏家として、やらなければいけないことがあるということで、職業として成立させるには、必要な下地ということでもあるのでしょうね。
さて、そんなピアノの先生に言われていた、当たり前のことの記述は、何だったかというと、
原曲では、そうではない。
という普通の話です。オリジナルの楽譜である「ヘンレ原典版」の楽譜は少々お高いのですが、校正版を使って練習をしていたところ、ここはフォルテじゃないとか、指番号がとか、そういう話をされ、できるだけ原典版を買うことをおすすめしますということを言われたことがありました。
オリジナルに忠実に演奏することが盛んだった時期もあったそうですが、誰かに細部まで色付けされてしまったら、演奏家のやれることがなくなってしまう。
そう考えると、当たり前のことなんだろうと思いますが、そういった当たり前のことが、普通に記載されていますね。
いまさらですが、再度読み返そうと思った本になりました。
ということで、これからも読み進めようかと思います。