ソルフェージュの内容を大まかにわけると、下記のようになります。ソルフェージュの基本から発展してオーケストラなどの聴音分析など、大学生レベルのソルフェージュの内容もありますが、基本は下記の4つです。
楽典(音楽理論)
楽典は机の上でも音楽の勉強ができる分野です。音楽をやる人にとっては楽典は避けることができないものになります。
楽典を学ぶことにより次のことができるようになります。
- 楽譜が読めるようになる
- 楽譜が書けるようになる
- 調の理解が作曲・編曲に役立つ
楽譜の読み書きができることで音楽の幅が広がります。調の理解が深まることで、曲のアレンジはもちろん、作曲する際にも、必ず手助けとなってくれます。
おすすめの楽典のテキスト視唱(新曲視唱)
正しい音階で歌う勉強が視唱です。楽譜を読み正しい音で歌えることが、正しい楽器演奏につながることになりますので、声楽を目指していないので、視唱はどうでもいいということにはなりません。
絶対音感がなくとも相対音感の能力を磨くのに歌うことは必ず役に立ちます。
おすすめの視唱のテキスト聴音
音を聴いて楽譜にしたり、コピーしたりする能力の基礎です。聴音を学ぶことで、メロディーを聞いて、楽譜が書けるようになっていきます。また、1つのメロディーだけではなく、2声、4声、旋律と、より多くの音が含まれる音楽であっても、正しく聞き取れる能力を磨いていきます。
おすすめの聴音のテキストリズム
楽譜が読めても、歌えても、楽器が弾けても、音楽の基本となるリズムが狂っていたら、聴衆はあなたの音楽を聴いてくれません。リズム以外のソルフェージュが完璧にできていたとしても、心地よいリズムが作れなければ、音楽は成り立ちませんので、リズムの勉強も大事になります。
おすすめのリズムのテキスト