美人ピアニスト

クラシックの世界では、容姿よりも音楽性、演奏される音のすばらしさを優先するために、プレイヤーである演奏家が、美人だとか、そうでないとかについては、語られません。また、評価も基本はしません。そう私は理解しています。

スタイルを強調するために、露出の高い服装や派手な服装をすると、マイナスなイメージになってしまいます。

それはなぜかというと、どんなに女性的に魅力的であったとしても、演奏された音楽がよくない、つまり演奏がブサイクだと、見た目、容姿がどんなに美しくともNGだからです。

本当にそうなのです。

ピアノの音の芸術性を追求している人々は、美しい音に敏感です。男性であれば、どうしても異性に対しては、美人か?とかかわいいか?とか見てしまいますが、とても魅力的な女性がいざ演奏をしたときに、あまりよくない演奏をすると、むしろ逆にマイナスのイメージを強く持ってしまいます。

なんで、こんなに音楽を台無しにしてしまうのだろうか。派手なドレスは何のためだ?もっと練習してくるべきなのではないか。

これは、私の長年の感覚でも同じです。とても美しい音楽を知っている人であれば、演奏がよくなかったら論外なのです。

しかし、魅力的な女性が、魅力的な音楽をした場合は、違います。どんな男性も音楽に引き込まれるでしょう。同じ女性であっても、その音楽自体に魅かれるでしょう。

そんな美人ピアニストについて、このページでは発信していきたいと思います。

カティア・ブニアティシヴィリ(Khatia Buniatishvili)

ユーチューブを見ていて男性なら目が行ってしまう女性ピアニストといえば、このかたカティアさんではないでしょうか。この女性は露出も高く、派手な衣装で演奏するユーチューブ動画がたくさんあります。男性はすぐに興味を持つでしょう。

また、同時に、その演奏は確かであることにも気づくでしょう。3歳からピアノをはじめており、そして、ウィーン国立音楽大学にも行っている。コンクールの実績もあります。

モデル業もこなしており、まさに、美しさと高い能力を備えた美人ピアニストといえます。

とはいえ、クラシックの世界では、あまり多くの露出をすると、いやらしく感じるのも事実であり。少々のミスがあったときには、よけいに批判が出やすい印象があります。

ユジャ・ワン(Yuja Wang)

露出が多い派手な女性ピアニストばかりを紹介してしまっていますが、次に紹介するのは、中国出身のユジャさんですね。

確かに、男性は派手な衣装に目が行ってしまいますが、演奏を聴いたらそれはどうでもよくなります。出てくる音色がよければ、そちらが大事になってしまいますからね。

ピアノは6歳からということで、やや始めたのはおそいですが、演奏を聴けばそんなことはまったく感じます。日本にも来日は幾度もしており、興味がある方は来日した際には、足を運ばれることをおすすめします。

オルガ・シェプス(Olga Scheps)

ロシア出身の女性ピアニストです。父親が音楽大学の教授ということもあり、当たり前のように12歳から演奏活動を始めています。

すでに紹介した2人の女性ピアニストに比べると、露出度は低く、比較すると、それが、やはりクラシックには、華麗さを与えてくれる印象がわかるかと思います。

もちろんモデルや日本のアイドル業など、容姿を中心に仕事をしている人に比べれば、劣ると感じる方もいるかもしれませんが、音楽はあきらかに美人です。そして、音楽は壮麗でもあります。

ピアノにまつわる情報サイト