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トリルと言えば「きらきら星変奏曲」かもねー


きらきら星!?

ちがう、何この旋律!?

って誰もが驚く方がおおかった、「きらきら星変奏曲」

のだめ、君嘘(四月)と使われたので、もう誰も、きらきら星!?ではなく、あー変奏曲ねって認知されてそうですが、これもトリルの嵐ですね。

さらにトリルの嵐の演奏はこっちかも。

今、まさにトリル苦手を克服すべく練習中の息子に聞かせると、はい!キレました(笑

私自身はトリルなんてとてもまだできるわけではないですが、トリルが決められるかどうかで、楽曲のイメージがまるっきり変わるくらい、トリルはクラッシックでは大事だと感じてます

この壁を乗り越える息子を影ながら見守りますかねw

小学校の学習発表会がありました

今日は息子達が通っている小学校の学習発表会ということで、演劇を見に行ってきました。うちは2人の息子がいて、見なきゃいけないのは2回の演目。

小学校の演劇ですから、皆さんがご自身で経験してきたものをご想像ください!
レベルは予想できるかと思います。

さて、今回の私の楽しみは、ピアノ教室の先輩の女の子のピアノ伴奏と、息子のベースエレクトーンの伴奏。今月あるカワイのコンクールには「出場しない」先輩の女の子です。

幼稚園の頃から常にノーミスで、昨年の発表会では「きらきら星変奏曲」を弾いて、うちの息子とはダンチでピアノを弾けるわけですが、それでも今回は出ない。

その理由がわかりました。

彼女の今回の演奏やセリフを見て気づいたんです。

みんなの前で演じることに抵抗がある年頃なんだろうなということ。

合唱もあまり大きな声を出している様子も無く、演技も人並み程度で、あまり目立ちたくないようでした。やっぱり、コンクールに今まで出場していたのは、本人の意思よりも親や特におばあちゃんの意思だったような感じを受けます。

でも、きっと音楽に目覚めてくれると思います。今は心が、その時ではないだけなのでしょう。

さて、自分の息子はどうだったかということも書きましょう。

合奏でしたが、とても簡単な役割だったので、余裕で合奏をリードでして、歌までうたってました。弾き語りとは言えませんが、ベース音だけがやけにでるバスキーボードでリードしている姿に、曲の拍がとれるようになったなと関心したのでした(笑

さて、ここまでは想定内です。。

でました、予期せぬ新人、3年生の演奏です。

聴いたことはあるのですが、曲名は覚えるほどではない曲。おそらくソナチネ後半レベルであろう曲を、弾いている3年生女子の登場です。

短い曲でしたが、なんと、すばらしい演奏!

自宅に帰ってきた息子に聞くと、「ライバル出現だな」って言ってました。

意識するようになったなぁ。←俺のせいだなぁコレ。

1年下ですが、自分より上手い子がいることがわかるだけで、十分です。

今まさに、練習開始の時間となって、頑張ってます。

現在やっているクレメンティの37-2は、トリル、トリル、トリルの嵐。

コンクールは、あと2週間。学習発表会も終わり、どこまで伸ばすことができるのか、息子次第ですが、親心は言わずもがなですね。

ソナチネと真剣に向き合う

現在息子は、このクレメンティのソナチネを練習しています。というかしていた。今月予選のあるカワイコンクールの課題曲だからだ。

息子はすでに2ヶ月は、これを弾いてるので、すでに飽きたらしく、先月末くらいからは、あまり弾かなくなってきたし、私もそれでいいと言っている。

心が飽きたといっているなら、無理に弾くべきじゃないと思うからだ。親としてはそれでいいと思っている。思うようにしている。

息子は、暗譜も済ませ、ほぼ弾けているのだけれども、トリルが決まらないので、とりあえず練習するときはそれを短時間でやるようにしている。

一方で、最近好き好んで弾いているのは、クリスマスソングだったり、千本桜だったりだ。

コンクールにでるからには、それなりに頑張る気があるはずで、その意思の確認はとっているんだけど、本人の心では、精神的な何かが壁になっているからなのか、この課題曲に取り組めていないんだと思う。

この課題曲に何かしらの壁があって取り組めないというのは、私はどことなく感じているので、無理に弾けとはいわないし、気持ちがのらないのなら、練習できなくてもしかたがないと思う。一方で弾きたい楽曲があるなら、ピアノを嫌いになるよりも、好きな曲を弾いていたほうが生き生きしているし、長い目で見れば音楽的なセンスも身につくとも思っている。

それなりに練習してきたからこそ、結果によらず、最後までくいが残ることがないように練習して欲しいという思いもあるけれど、本人の意思を尊重することも大事かなと思っている。

クレメンティのソナチネ37-2は、聴いていても、かなりドラマティックだし、テンポ早く弾くとかなりよい楽曲になり、化ける曲だと思う。

[学校行事]連合音楽会に行ってきて

今日は足立区の第67回連合音楽会に行ってきた。私の息子がピアノの伴奏をすることになっていた為だ。あまり多くのある行事ではないので、仕事を休んでまでして観に行った。

この連合音楽会というのは、足立区で数年ごとに学校の代表学年の児童が合奏あるいは合唱曲2曲を練習し披露する行事だ。

全3日間、午前午後の部があり、足立区の23校の生徒が一同にあつまり行っている。けっこうな規模だと思う。

今回の会場は西新井文化ホール。

小学校の音楽コンクールには私もなぜか縁があり、私の小学校生活6年では2回も出演する機会があった。その音楽の行事に息子も出演するということで、なぜか音楽会に縁があるなぁと、この変な偶然は、なんなんだろうとふと考えてしまった。

親としてこの音楽会を観ることになったわけだけれども、開始早々の「はじめようコンサート」を聞いていたらどこか、しみじみとしてしまって、涙が出てしまった。

自分が学生だったときは、音楽会は、半分強制だったし、練習がキツかった記憶もあり、嫌嫌な気持ちがあったものだ。ところが、親の立場になると、そういった練習を経て、子供たちが今日集まっているんだなぁということを想像してしまって、なにやら感動してしまったのだ。

演奏や合唱は、小学生としては、なかなかのまとまりがあって、どの小学校の先生も苦労して仕上げてきたことが、うかがえた。

うちの息子は、合奏のピアノ伴奏だったので、残念ながら会場ではあまり聞こえなかった。他の学校の演奏でもピアノの伴奏は聞き分けようと努力しないと聞こえなかった。どうやら合奏だとピアノの音は他の楽器に混じってしまって、あまり聞こえてこないものであることに気づいた。

ただ、息子が演奏している姿は、リズムにノリノリで、音楽を楽しんでいる姿が観れたので、微笑ましかった。

すべての演奏が終わった後、最後に「表彰式」があって、順位がつけられる!?のかと思ってそわそわしていたのだけれど、全学校の代表者全員が、楽しくがんばったで賞的な表情をされていて、みんなハッピーな演奏会であっただけであった。

ちなみに、今回使われていたピアノは、スタインウェイ!おそらく会場に常設のピアノである。ピアノマラソンでも使われているものであろう。

合唱、演奏に合わせ、ピアノの音の大きさを調整するためにてピアノの蓋の開閉がおこなわれるのだけれども、スタインウエイだからか、すごく慎重に行われていた。小学校の体育館に置かれている、価格が安いピアノの扱いとは雲泥の差があることに、気づいてしまった。

次は2年後にまた別の代表学年が出場するらしいのだけれども、今度は弟がそのときの代表学年になりそうなので、弟もこの音楽会を経験するらしい。

我が家はなぜか音楽会に縁があるなぁと思った1日だった。

子供が月光(Moonlight)ソナタを弾けるまでピアノ頑張ると言った

というか言わせた!?

今日、ちょっと嫌なことがあって、冗談なんだけど、「人生ってつらいから、パパは今死んじゃってもいいって思ってるよ」って言ったら、まぁ、子供はちょっと本気にしちゃって・・・

「僕がせめて、ピアノもうちょっとうまくなって、月光を弾けるようになるまで、頑張ってよ」

って言ったのである。

うほ!?(笑)

月光といえば、ベートーベンのピアノソナタ第14番なんだけど、あれを中学生の頃聞いたときは、まったく感動しなかった。

というか、「第3楽章 Presto agitato」を学校で聞いたことが思い出せないんだけど、それを聞いたことがなかったので、まったく感動しなかったのである。

最近までは、クラシックは寝るための音楽でしかなかった。。

ところがである、この数年、子供がピアノを弾くようになってから、俄然、たくさんのピアノ演奏をたくさん聴くようになっていたんだけど、そこで、始めて、これを聞いたのである。

はっきりいって、衝撃だった!!

こんなにすごいんだぁ!ベートーベン!!

ベートーベンといえば、じゃじゃじゃじゃーんの、運命しか記憶がなかった、さらに付け加えると、それがすごくダサいイメージしかなかった。

こんな美しい旋律があったとは、、、そこから、私のピアノ演奏聴きまくり生活が始まったんだけど、私が、月光、月光、Moonlight Sonata、ソナタって毎日言うもんだから、子供がそれを弾くことを意識していたのかもしれない

はっきりいって、今ソナチネの息子が、これを弾けるかといわれれば、とんでもなく無理だ、指が小さいし、そもそも指が軽いから、腕が軽いから、いい演奏にはならないだろう。

無理して、ハイフィンガーはよしてくれと思うしね・・・

しかし、弾くつもりがあったとは。。。そっちに驚いたできごとだったのでした

 

 

発表会で演奏をしました

本日はピアノの発表会でした。

コンクールではないので、日頃ピアノを習っている人であれば、私営の小さな教室であっても、誰もが出演するピアノの発表の場でもあります。趣旨は、ヘタウマを競う会ではないんですね。

出演者、つまりは生徒さんの男子比率は、44名中7名とい少なさです。そんな中でウチの息子も頑張ってきました。

出演順は、最後から2番目ということで、自分の息子「Samato」となり恐縮ですが、この教室では、頑張っている方だと思います。

演奏した曲は「子犬のワルツ」でした。ピアノを弾く人であれば誰でも知っている有名な曲です。小学4年で弾くのは、4歳くらいから練習を積み重ねてきていれば可能なくらいの難しさで、素人の私には絶対弾けないレベルの曲です。

本日の演奏は、日々の練習風景を見てきた私としては、感動レベルのものでした。

楽譜通り弾くことが、ピアノが上手いということにはなりません。聴き手が、ここちよいな、いい曲だな、って感じてくれるようになって、初めてピアノが上手いということになります。

この日の演奏は、2回ほど怪しいところはあったのですが、それ以外は指の動きもスムーズで、ピアノの音を響かせる表現ができていたんですね。

昨年のコンクールで入賞はしていたのですが、それでも個性なようなものはなく、数回のミスで後はお手本通りに弾いたというのが、私の感想でした。

つまり、「まぁ、よくひけたね、楽譜通りに。感動はしないけど。。」というわけだったんですね。

しかし、今回の演奏は個性を感じれる表現が見えるようになってきた、というレベルに達したことを感じることができました。

今までも、今回最後の演奏する娘さんのママに「Samato君は、音が綺麗だよね」なんて言われてきたんですが、絶対ミスをしないその娘さんのママに言われても、私にはまったくピンときていなかったんですよね。ですが、素人の私にその意味が、今回初めてわかったんですね。

ピアノの音というのは、鍵盤の叩き方で変わるんです。どの位置から、どのように叩いたのか。それによって音が変わります。根本的に生ピアノは、弦を弾いて、響かせたり、音を消したりと、音のコントロールをするところで、勝負をしているんだとおもいます。

そんなわけで、弾き方が違えば音が違ってくるわけなんですね。

その個性がわかるようになったことは、本人もそうですし、私にとってもなるほどなぁということなんですね。

本日の演奏が終わると、次は「コンクール」という話になってきます。今までは、なんとなく参加していたコンクールも、徐々に息子もその重みを理解できるようになってきました。

どこまで、いけるかわからないピアノという趣味ですが、子供がやりたくないというまでは続きそうです。

音楽って、本当にいいもんです。

感動します!