これまで安い電子ピアノは「①タッチが学べない」「②鍵盤が戻りきる前に打鍵しても音が出ない」「③鍵盤が重くない」の3ナイのおもちゃとして、認められてきませんでしたが、今回ご紹介するKORGの電子ピアノは、この3ナイを改善した商品であることがわかりましたので、今回その魅力をお伝えしようと思います。
電子ピアノの弱点のおさらい
こんな無駄がありました
子供をピアノ教室に通わせていた我が家では、3年間の間に鍵盤楽器が増えていきました。
キーボード、電子ピアノ、アップライトピアノと、たった3年の間に鍵盤楽器が3つも増えました。これでは経済的に非効率ですよね。。。さらには、楽器の置き場所にも困りました。
なぜ、楽器が増えてしまったか
というと、電子ピアノには弱点があるからです。その弱点のため、3年でアコースティックピアノを買うまでに至りました。
①タッチが学べない
②鍵盤が戻りきる前に打鍵しても音が出ない
③鍵盤が重くない
実際にピアノを習っている人や経験者の方であれば、ご存知だと思いますが、ピアノと言えば、グランドピアノを弾くことが前提なんですよね。
格安の電子ピアノが弱点克服!?
私がキーボードからアップライトピアノを3年の間に買い替えたのは10年前のことです、その当時は電子ピアノは論外でした。
ところが・・・
なんと、アマゾンでKORGの5万円程度の電子ピアノのレビューがものすごくよいのです。
今回、この高評価が気になったので、アマゾンで商品を確認してみましたよ。
気なるセールスポイント
- 「BCN AWARD 2019」電子ピアノ部門 最優秀賞受賞
- フランス人ピアニストが愛用
フランス人ピアニスト愛用の話は、あまり気になりませんが、BCNアワードで最優秀賞は気になりました。
- グランドピアノと同等の弾き心地を再現
- スリムなデザイン
- ジャパン・クオリティ
- 3本ペダルを標準装備
弾き心地や三本ペダルは、5万円という価格帯でありながらも、グランドピアノに近づける努力をした製品であることが見えてきました。また、開封した時のちゃっちぃ感じは格安商品によくありがちですが、ジャパン・クオリティである点も安心で、大きな魅力を感じます。
アマゾンで詳細を確認する弱点は克服できているのか?
①タッチが学べない
鍵盤タッチは音域によって4段階に変化。低音部ではより重く、高音部ではより軽い感触が得られます。
電子ピアノの1つ目のない「タッチが学べない」の一番の原因は、音の強さが変わらないことです。グランドピアノは、楽器ですから強く鍵盤を叩けばフォルテの高い音が、弱く鍵盤を叩けばピアノの弱い音が出ます。
もちろん楽譜には、ピアノ、メゾピアノ、ピアニッシモ、フォルテ、メゾフォルテ、フォルテッシモのように、音符の強弱が指定されていますよね。
鍵盤の叩く力の加減で、音が変化しないようでは、強弱のタッチを学べないのです。
ところがLP-380-BKでは、格安電子ピアノでありながら、4段階の音の変化をつけることが可能です。また、バネではなく、ハンマーの重さによる機構が採用され、自然な弾き心地を得ることが可能になります。
アマゾンで詳細を確認する②鍵盤が戻りきる前に打鍵しても音が出ない
LP-380では、鍵盤部の2つのセンサーとKORG独自のピアノ専用音源プログラムの組み合わせにより、鍵盤が戻りきる前に打鍵しても発音が可能になっています。早いフレーズやトリルなどの演奏でも、グランド・ピアノと同等の表現力を発揮します。
鍵盤が戻りきる前に打鍵することは、手首の回転を使って指二本で高速に鍵盤を連打するトリルなどのピアノテクニックを使う時には当たり前に必要な構造となってきます。
キーボードなどでは、トリルをうまく練習することはできません。トリルをグランドピアノで習得した人がキーボードや電子ピアノで表現することができたとしても、その逆はできませんでした。
LP-380では、早いいフレーズやトリルなどの演奏を可能としているところが魅力です。
アマゾンで詳細を確認する③鍵盤が重くない
バネを使わず、ハンマーの重さによる機構を採用。重すぎない自然な弾き心地が魅力です。
キーボードや過去の電子ピアノの鍵盤が軽すぎた印象が一般に浸透しているために、鍵盤は重い方がいいという意見が多いですが、ステージの照明によって温められたスタインウェイの鍵盤などは程よい軽さがあります。
重さというよりもバネではない、ピアノのハンマーを使った機構に近いものを採用していることがポイントとなります。
LP-380はセールスポイントにあるとおり、5万円台でありながらハンマーを使った機構を採用していますので、ここは外せない魅力となります。
LP-380のその他の魅力
スリムなデザイン 組み立ても簡単
ピアノという楽器は、鍵盤を利用する楽器のため、ある程度の部屋の広さが必要となります。また、ピアノの習い始めは小学生であっても、成長に伴い引っ越しや部屋の移動など、環境も変わりやすいですよね。
ピアノを引っ越しするとなると別料金で数万円かかりますから、電子ピアノであれば、そんな心配もないと言えます。
3本ペダルを標準装備
ピアノを始めたばかりのころは使うこともないペダルですが、ソナチネを始めるころには必要になってくるのがペダルです。
3本ペダルはグランドピアノと同じであり、練習に利用できるポイントとなります。
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「BCN AWARD 2019」電子ピアノ部門 最優秀賞受賞
フランス人ピアニストが愛用
グランドピアノと同等の弾き心地を再現
スリムなデザイン
ジャパン・クオリティ
3本ペダルを標準装備