グランドピアノに可能な限り近づけた伝説のアップライトピアノ-アポロピアノ SSSシリーズとの出会い-

東洋ピアノをご存知ですか? ~その出会いは偶然だったのか必然だったのか?~

キーボードでリトミックを始め、ピアノの練習には、最低でも電子ピアノがないとダメといわれ、20万円ちょっとの電子ピアノを買ってから2年後の出来事でした。

「電子ピアノじゃ、練習にならないですね」

そうピアノの先生に、やんわりと告げられたのは…

Businesswoman working remotely from a cafe

コンクールで無冠・・・

この頃、小学2年生で、こども向けのピアノコンクールに出場するものの予選で無冠で、なんの賞も取れなかった息子。

その結果を受け、私たちは「ピアノを続けるか、続けないかの話」を先生としていたときに、この話がでたのでした。

電子ピアノじゃ、練習にならない。

この頃ピアノについて無知だった私は、先生からの営業と受け取り、ちょっとむっとしたのを覚えています。

ピアノの営業か?

小学校の合唱で異変が

しかし、その数か月後、意外なことが起きてしまったのです。学校の先生からとあるポピュラーソングの伴奏の楽譜をもらってきた息子。

どうやら学校歌う合唱のメロディーの一部分でも弾ける子がいたら、演奏の合間に弾いて、合唱を盛り上げるくらいの演奏を期待されてたらしく、学校の先生は、小学校2年生の生徒に伴奏を依頼したつもりはなかったそうです。

また、ピアノ教室のピアノの先生に、その楽譜を魅せたところ

通して弾くなんて無理ですねと言われてました

ところが・・・

その曲はポピュラーソング。歌うことが大好きな息子で、その楽曲が好きな楽曲だったために、夢中で練習を始めたのです。

その勢いはすさまじく、家からこんな演奏が聴こえるなんてというくらいの長いピアノの伴奏が聴こえてきたのです。

さらには、学校のピアノのようなピアノじゃないとダメなところがあるということで、週末は、アコースティックピアノがある親戚の家に練習にいったりもしていたのです。

すると、なんと1か月で、通して弾けるようになってしまい。

合唱本番では、伴奏を完走させてしまったのです。

これには、学校の先生も、ピアノの先生もびっくりしたのです。

「本当は、こんなに弾けたんだね」

ピアノ探しが始まる

そこからです。私たちは、アコースティックピアノを買う決意をしました。

今考えると、この決断には、息子出す音色に驚いた私たちがいたからだと思います。

ただし、グランドピアノを家に置くのはハードルが高すぎました。値段だけではなく、防音室の問題、さらには生活空間の圧迫それらを考えるととても、グランドピアノは置けません。

しかし、私の頭には、電子ピアノの失敗がありました。たった2年で使えないゴミとなってしまった、電子ピアノ。次も失敗したくはありません。

アップライトとグランドの違い

ネットで情報を集めたり、中古ショップで情報を集めたりしたのですが、グランドピアノとアップライトでの性の差はやはりあり、プロの演奏をするには、アップライトおいて打鍵性能の問題があること、また、ペダルの仕様が違うということでした。

そこで、私の頭には、またもや、いつかは買い替えは嫌だなと思いながらも、グランドは無理という頭で、いきづまったのでした。

妥協で買うならレンタルもありではないか?

そう思い始めたのは、レンタル可能がピアノショップと出会ったからです。ネットで探すと、車で2時間ほどのお店ということでしたが、気にせず向かったのを覚えています。

そのお店のシステムは、売っているものをそのままレンタルし、1年分は頭金になるということで、1年分はレンタル料が無駄にならないシステムだったので、結局は全部のピアノの中から選ぶことになりました。

おいてあるピアノの数がありすぎて、選べません。すくなくとも10台のピアノが紹介されて、絞り込もうとしていたのですが、音色などもどれも変わらず、いまいち決定打がなかったのです。

なぜか、入り口にあったピアノに目が行く

ところが、なぜか入り口にあった、スタンダードなピアノに目がいきました。

これはまだ売り物ではないの?

それは、今日買い取ったばかりで、まだ値札が付いていないということでした。試しにと息子がピアノを弾き始めたところで、音色がいい。

ザ、ピアノじゃない?

さらに特別な仕様があるとの記載があったので、調べていくと、なんとアップライトで問題となる打鍵性能の問題を改善し、ペダルもグランドと変わらない仕様を目指した、アポロピアノのSSSというチラシが目に留まったのです!

これは!ということで、私はすぐに気になりました。それだけではありません、子供が、このピアノがいいと言ったのです。

即決

そして、我が家にはその、東洋ピアノのAPOLLO SSSが自宅にあります。

経験豊富な調律師さん曰く「音大生になるまでにはグランドにしないと、トップは狙えないよ」と言われてますが、それでも、これはいいピアノですと、褒められました。

このピアノが家に来てから、コンクールの入賞、予選突破、さらには音楽中学校に入るまでの、道が続いてしまいました。

良かったか悪かったかはわかりませんが、そのレンタルのお店で、このピアノを購入する際には、前の使用者は、音大の受験生だったという話を聞きました。

そのエネルギーももしかしたら、宿っていたのかもしれません。

現行のヤマハのアップライトピアノの最高性能には、やはり音色は劣ることころがあると感じるところもありますが、値段を考えると、とてもお買い得だったなと思います。

もしも、アップライトピアノで悩んでいる方がいましたら、私は東洋ピアノのアポロSSSシリーズをおすすめいたします。

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