クラシックのピアニストたちという本に沿って、おすすめのピアニストの演奏をこのところ聞いています。
その中で気になった「エレーヌ・グリモー」さんの演奏を聴いてみました。
- 言うことをきか ない
- 聞き分けが ない
- 決まりが守れ ない
- 満足し ない
のそんな女子いたよねーという感じの女の子だったようで、どんな演奏なのだろうかと気になったのである。(といっても私よりも先輩の年代ですが。。。)
繊細さと狂気、生まれ持った芸術家肌気質とも言える。
「ピアノのために生まれてきたようなお嬢さんです。ピアノが彼女の人生になるでしょう」
ピアノを始めたのは7歳とありましたが、10代では先生に導かれ、15歳ではラフマニノフをレコーディングをしているという凄まじさ。
しかし、今聴けるのは、それから大分たった後の演奏なので、正直言って安定しているし、熟練のピアニストであって、その過去を感じさせない印象でした。
最近の録音は、ピアニストの呼吸音まで、鮮明に録音されてしまっていることに驚いてしまった。会場の観客の音も当然ですが。。。