新生活でピアノ言ってられない

大であれ、音楽中学校であれ、進学校であれ、入学がゴールではなく、入学はスタートです。先日、うちの息子も中学校の入学式を迎え、昨日から学校生活が始まっています。

音楽科のある中学校とはいえ、毎日が音楽の授業ということもなく、普通科の生徒も普通にいますから、言動のきつい先生がいたらしく、昨日はちょっと落ち込んでいました。

最初は、そんなものです。私が中学生の頃は、まだ体罰という言葉も今ほどは厳しくなかったので、ないことはなかったと思います。声を荒げる先生もそれなりにいて、正直早く卒業したかった場所が、学校というものでした。

さて、そんな学校生活が始まりまして、息子は昨日もピアノの練習をするのですが、どこか上の空。やはり、新生活で疲れ切っていたんだと思います。

日から、いよいよ新しいピアノの先生の正式なレッスンが始まります。昨年は、体験レッスン、夏期講習、冬期講習とで、全5回ほどレッスンを受けておりましたが、今年からは、師事を受ける先生として、正式なレッスンの始まりです。どんな風に変わるのか、不安もありますが、意味のあるレッスンになってくれれば、幸いです。

直近のコンクールでは、全国大会に出ることはなかったのですが、中学校3年生の間に全国レベルの成長がないと、ピアノで食べるのは厳しい気がしてきますから、頑張ってもらいたいものです。とはいえ、これまでは、先生もピアノ科卒ではなく、自己流でやってきた感が強かったので、学校生活になれ、ペースがうまく取れれば、ピアノにも身を注げるようになるのではないかと、親としては感じております。

ピアノコンクールの評価方法については、別の機会にまとめようと思いますが、基本的には、採点だということがわかってきています。学校の試験と同じで、きちんと譜面通りに弾けているかが問われています。これは間違いありません。全体として、どんなにまとまっていて、洗練された音楽になっていたとしても、譜面通りの演奏がなされていないと、全国には行けない。

これは、間違いありません。実際に、こんな演奏が全国?と感じることもあり、表現力よりも、そもそもの譜面を大事にしているのかが、わかります。

でも、こうなっていることは理解できます。学校の勉強の試験の答案が、いかに美しい字で書かれていたとしても、100点にならないようなものなのですからね。汚い字であれ、内容に不備がなければ、テストで100点は取れます。そういった意味で、コンクールは、譜面通り弾けたかが問われるのです。

少し長くなってしまいましたが、コンクールの勝ち方は、別の機会に改めて書くことにしていますので、しばらくお待ちください。

今日のレッスンで何を課題にされるのか、すごく気になっていますが、ペースをつかみ頑張ってもらいたいものです。

本日もお読みいただき誠にありがとうございました。明日も、お会いできることを楽しみにしております。

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