ピアニストになるには、ニーズに答えるのではなく、ニーズを創る必要がある

アノの学習を子供と共にやってきて感じることは、ピアニストになることは、簡単ではないというよりも、なるものではないことであるということである。コンクールで優勝する、そうすれば輝かしい未来がある、そんなことは、あまりない。

確かに全日本クラスのコンクールで最上位を取ることで、一時的には有名になる。翌年は、あちこちで有料の披露の場があるということであるが、そのあとは、その最上位も価値がなくなり、そこからは本当に魅力があるかが問われることになる。

つまり、コンクールで一番=成功では、まったくないのである。

そんなピアニストの世界で、利益を出そうとするのは、やはり音を作る、提供する人間にならなければならないということである。

簡単に言うと、ニーズにこたえるということである。

しかし、このニーズにこたえることも、収益の面では薄いのである。誰かのニーズにこたえているだけでは、それ以上の収入を得ることはできない。

他の人ができないことを、創る、実行する。そのようなことが実現できなければ、ピアニストとして成功することはないのである。

いつまでも、ピアノの練習をしていても、仕事になることはないということである。

では、どうしたらよいか?

それは、ピアノを使った商品を作り出すことである。かつてのピアニスト兼作曲家は、作曲もしたし、当然楽譜も売り、ピアノも売ったし、レッスンもした、そのようなことが、過去である。

今は、ユーチューブで演奏し、ピアノの音を届ける代わりに、広告による収益を得る、そのようなスタイルが収益を生んでいる。

時代にあった売り方を考えて、実行し、ニーズにこたえるのではなく、ニーズを作ることが、成功につながることは、間違いないと私は考えます。

誰もやっていないことをやる。そして、それを実行に移す。そして、ニーズを創る。これをまったくやらずして成功はないと感じます。

できないこと、できなかったこと、知らなかったこと、良いもの、そういうものを創る必要があります。

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