東南アジアの工場のピアノに関する話

先日調律師さんと立ち話程度に聞いた話です。調律師をやっていて大変なピアノってどんなピアノですか?という問いかけをしました。

私は、グランドピアノかつ、コンクールやコンサートでのクレームを想定していたのですが違いました。

某・東南アジアで、作られたり、オーバーホールされたピアノが一番厳しいらしいです。湿気と温度が違うところで制作されるため、それをそのまま日本に持ってくると、気候の違いで、全然あわなくなるらしいです。

うそか本当かは、あなた次第ですが、あながち嘘ではないかと私は感じます。

確かに、日本に持ってきて10年ほどたつのであれば、安定はしている気がしますが、温度と湿度の違うものを持ってきて、そのまま使うとなると、木の状態だって変わるし、接着剤などの樹脂の乾燥の仕方だってかわります。

現地で安定していたものを日本に持ってくれば、それは不安定になるでしょう。だからこそ、アコースティックピアノなんだと思います。

お値段優先で、安いアコースティックピアノを検討される方もいるかとは思いますが、その辺大丈夫かをお確かめの上、ご購入を検討されるとよいかと思います。

本日も、読んでいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です