ピアノの森-2巻 再読 アニメ化記念

http://piano-anime.jp/

ピアノの森は、3年以上前にハマって一気に読んでしまった漫画ですが、アニメ化記念に再度読み返してみました。2巻をネタバレしない程度に書きながら、気になるところを書いてみたいとおもいます。

第8話 サイコロステーキ

一度で楽曲を覚えられる天才の描写があります。また、虫歯を音で聴き分ける描写があります。子供のハッタリ的なものかもしれませんが、そういう雰囲気を出すシーンですね。

第9話 森へ

森のピアノを弾けるカイ!?雨宮君が阿字野先生にピアノの個人指導を断られる。AJINOピアノが育てたカイが表現されています。

第10話 阿字野壮介の栄光と喪失

ピアニストである阿字野先生の過去が語られるパートです。

第11話 Calling

阿字野先生の過去の続きのパートです。「どうして死ねなかったんだろう!?」という絶望のシーンが印象に残ります。そして・・・

第12話 茶色の小瓶

そして、ついに、カイの演奏を阿字野先生が聞くのがこのシーンです。ドビュッシーの月の光が聴こえてきそうな場面で、阿字野先生編曲の「茶色の小瓶」を弾く描写が印象的です。

「一緒にピアノをやらないか」阿字野先生が、先生からピアニストに戻る最初の一歩になったシーンと捉えると印象深いシーンです

第13話 へのへのモーツァルト

先生の誘いに心を揺さぶられているシーンに始まり、雨宮くんの家で、カイは楽譜が読めないこと、耳で覚えることがわかります。

そして、求められるもの、求められないものの葛藤のスタートがこのシーンで語られます。

モーツァルト ピアノソナタ ヘ長調 K280

第14話 優れた指導者

雨宮くんの思い込み「ピアニストにならなければいけない」これは親の刷り込みの描写があります。そして、「カイに阿字野先生に教えてもらうといいよ!」というライバルに対する芽生えのシーンがあります。誰かが自分以外の誰かに「才能がある」と言うのは、強い敵対心がある場合です。そこがよく描かれています。

第15話 クラシック・オールスターズ

職員室での阿字野先生の孤立。これはわかる人にしかわからない描写かもしれません。そんなプライド捨てろ、郷に入っては郷に従えという言葉どおり、染まらないなら失格という意見もあるかもしれませんが、それを突っぱねたからこその最後につながるわけですから。このシーンは特別です。

そして、阿字野先生の演奏がここで始まります。

  • ベートーベン 運命 第5交響曲
  • メンデルスゾーン 結婚更新曲
  • ショパン 変ニ長調作品64の1 「子犬のワルツ」

ショパンを、「子犬のワルツ」をここで持ってくるあたりは、イメージ先行かもしれませんが、良いと私は思いました。

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