http://piano-anime.jp/
ピアノの森は、3年以上前にハマって一気に読んでしまった漫画ですが、アニメ化記念に再度読み返してみました。
1巻をネタバレしない程度に書きながら、気になるところを書いてみたいとおもいます。
第1話 森のピアノ
雨宮修平との出会いのシーンから始まります。ここで私も子供の頃に聞いた悪口が描写されています。
「男のくせに、ピアノだってよ」
最近は、こういうことは学校で言わなくなったと思っていますが、男女差別がまだ残っているワードが記載されています。料理も家事も子育ても男女平等の時代の今となっては、こんな描写はいまさらかんもありますが、私の頃は確かにこういうことを言う子供はいました。でも、ベートーベンもモーツァルトもショパンもみんな男が作曲してピアノ弾いているんですがね。。。
そのあとも、子供が大好きなレベルの下ネタのオンパレードで、ここまでくると女子は読むのをやめてしまうのではないかと思う描写が続きます。よくもこんな感じでアニメ化するなぁと思ってしまいます。そして、天才児である主人公「一ノ瀬海」の天才たるエピソードが描かれています。
さて、そんな1話で書いていある茶色の小瓶ですが、阿字野壮介が編曲したという設定で、音符の数が1万個はくだらないという表現があります。つまり、ピアノの森の阿字野壮介オリジナルで、実際の演奏は聴けないものとなります。
どんな楽曲なのかは、アニメ化に伴い知りたいところではあります。
第2話 森のピアノ②
第2話の描写で気になるところは、手袋の描写です。森に入っていくときに雨宮くんは手袋をするシーンがあります。これについては、ちょっとやりすぎ感もありますが、実際の話ですが、コンクール当日、意識的に手袋をしている子供を見ることもあるので、まったくいないということはないですね。
私の子供はピアノの実技試験の前に、彫刻刀で美術の作品を作っていたのですが、親としては、大丈夫か?と思うくらいでしたが、本人は気にせず、やっていましたね。
第3話 森のピアノ③
第3話では、森のピアノとの出会いのシーンがあります。ここで音が鳴らないピアノの描写が出てくるわけですが、ハンマーがうまく上がらないピアノのイメージなんでしょうかね。勢いよく芯を叩けると音が出るようなピアノのイメージだと私は感じています。
また、ここで海は誰にも習っていないのに、独学で、ピアノを習ってきた雨宮くんが認めるレベルの演奏をこなしています。この描写は神童以上の描写となりますね。
第4話 証人
第4話には特に気になる描写はありませんでした。生まれの問題、小学生ならではの女子には好まれなさそうな描写があります。
第5話 獣の手、ピアニストの手
第5話では、海の育ってきた環境が描写されています。終盤になって、海が普通のピアノだと、音が大きすぎてしまうという描写で終わります。
第6話 たのしー
第6話では、海の普通のピアノでの演奏から始まります。部屋の中では大音量の演奏も町中の人が聴くと、すばらしい音色になるという描写が面白いです。
そして、最後は、阿字野壮介先生の過去が記されることになります。
第7話 阿字野壮介
20年前に死んだ天才。阿字野先生の過去が記されます。
雨宮くんは、先生をお願いして、断られるという描写があり、最後は、一ノ瀬海の天才のエピソードが添えらえ、1巻は終わります。