本日ピアノコンクールに出場してきました

今日は某音楽教室のピアノコンクールの予選会に参加してきました。

昨年、同コンクールでトップの成績で予選を突破していたので、今年はワンランク上のレベルのコースで参加をしてきました。

ということで、どうやら今日の予選会のグループでは最年少だったようで、演奏順は1番。ついて、すぐに演奏しなければいけない状態でした。ということで、バタバタした感じの演奏となってしまいました。

結果は最後に書こうかと思います。

さて、先日からブログで書いてきた通り、音楽中学校入試向けの冬期講習を受けていましたので、コンクールに向けて練習してきたというよりは、今回は将来を見据えてコンクールの課題曲もやっていたという状態だったかと思います。

もちろん冬期講習会は、ソルフェージュの授業だけではなく、実技の指導も受けておりました。音楽大学の講師の指導を受けていたわけですが、先生は藝大主席卒の先生で、コンクールの課題曲については、今の先生の指導を前提に、改善策を提案いただいていた感じです。

音大の先生の考え方では、私達が持っていた全音の楽譜はあまりよくなく、ヨーロッパの楽譜、ヘンレ版の楽譜がいいということでおすすめされました。ということで、本日、海外から取り寄せた、ヘンレ晩の同じ曲を確認したのですが、これがかなり違う。

なんといっても、指番号から違うんですね。つまりは、強弱や音色を考慮した指番号は、違うという主張をしている楽譜だったわけです。

短期間で、指を変更するわけにはいきませんから、現在の先生の指導のもとでの最善策を提案いただいたということが、あとあとわかることになります。

今日は、ピアノコンクールでした。昨年予選通過をしていたわけですが、レベルを一つあげたので、予選通過はありえないだろうという予想をたてていました。

ただし、予選を通過しないくらいのレベルでは、音楽の道に進んだところで才能がないだろうということで、今回はダメという結果を受け、もう一度、音楽中学校に本当に行きたいのかの意思確認する想定で臨んでいました。

本日の演奏は、案の定、ノーミスになることはなく。ややわかりやすいミス1つと、わかりにくいミスタッチ2つで、3つは×をやってしまっていました

ということで、結果発表なのですが、まず、入選に選ばれませんでした。

あー、入選すら入らなかったのか?ただ、私は、ほかの方の演奏と比較して審査員特別賞はいくかなぁとおもってはいたので、審査員特別賞の発表の番で選べれるかと思いましたが、ここでも呼ばれません

もしや、入賞ならず?と頭によぎりました。

音楽中学校に入学しようとしている子供が、中2までのレベルのコンクールですが、何にもひっかからないようでは、将来がおもいやられます。いやな予感ともしかしたらの2つのことが頭をよぎりました。

ということで、最高位の賞、入賞の発表がありました。

予選突破、次の選考会の参加資格が与えられる入賞です。そこで、予想もしなかった、子供の名前が呼ばれました。

私たちは、「本当に?、あんなにミスしたのに?」という感じでした。

が、審査員のあいさつの中で言われたことが、ものすごく気になりました。

今回の課題曲は古典なので、その時代を理解しての演奏が行われていたかが、評価されているので、結果が悪かった人は、時代背景を意識した演奏を心掛けて練習するように言われていました。

と、ここで、私はピンときました。うちの子供が評価されたというのは、もしやこの古典の理解なのではないか?

昨日、藝大出身の先生に改善を言われた3か所の直前の改造が、とてもよかったのではないかということです。

この瞬間に、ピアノの良い演奏というのは、どういうものなのかということの片鱗を、わかった気がします。

ということで、うちの息子は、後できいたのですが、ダントツで一番だったらしいのです。でも、3つもミスってました。最年少でダントツ?

もしかして、この会場の参加者はレベルが低かったのか?そう思わざるを得ませんでした。

子供は、今年のピティナの大会では、予選落ちだったわけですから、そこから徐々に音楽中学入学に方向性が決まり、本気になって伸びたというのはあるとは思いますが、ピアニストになるにはまだまだの状態です。

うれしいような、ただ、今日の参加者の中でたまたま上手いだけだったような複雑な気持ちとなってしまいました。

とはいっても、予選は通過したわけですから、次の関東での選考会がまっています。今回の会場をたまたま通過したのだとしても、次の選考会でその実力が試されるのは、確実ですから、せっかくのチャンスをうまく生かせるように、今日から練習あるのみです、と伝えました。

もちろん、今日は疲れたので、次の課題曲の楽譜を読むだけで終わりとなりました。

とりあえず、結果は出ました。

音楽中学への道条件としてあげていた、入試で合格すること、コンクールで予選を突破すること、この2つですが、コンクールの条件は突破しました。

また、音楽実技のテストもすでに合格しています。あとは、当日の国語、算数の筆記試験のみです。

このまま、おそらく音楽中学に入ることが、確実になった日にもなりました。

親心としては、複雑です。それでは、今日はこのへんで。読んでくださりありがとうございました。

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