音楽中学の実技試験の結果について

先日、このブログで書いている通り、息子は音楽中学校の受験のうち、音楽の実技試験を受けてきました。

そして、昨日、その結果を受領しました。

結果は、

予想通りの

適正ありでした。

合格ではありません。

あくまでも、音楽の実技だけの結果ですから。試験料と筆記試験を受けて初めて合格という文字を学校側も打てるスタンスでしょう。

これについて、男親の視点から立つと、うれしいとは素直に思えなかったです。もちろん、今大人の私が受験しても、まったく「適正あり」をもらえるとは思えません。そのことをあまり費用をかけずやり遂げたことについては、すごいとは思います。

でも、本当にこの道を続けて、職を得れるのか?得るだけの努力をできるのか?という疑問が残ります。もちろん小学生に何を求めるの?と思う自分もいますが。

テストの結果通知は、あくまでも減点方式で、見ただけではよくわからない結果通知書でした。おそらく次の2月に実技試験を再度受験する場合に、何を改善できたのなら実技試験に合格できるかという視点で結果を書いているからだと思います。

息子の場合、チェックがついている指摘箇所は、練習不足のみでした。つまり、ミスタッチの数かなにかで、練習不足を指摘されたのでしょうか。実技のリズム他、視唱などには何もチェックがありませんでした。

毎日1時間以上は練習しているけどピアニストを目指す人の基本である、4時間をやっていない。

そのことを、きちんと指摘された感じです。その他のコメントとして音楽的にセンスがあるようなコメントがありましたが、素人でもわかるミスタッチが多いとあっては、問題ですよ。

演奏が、雑に聞こえますからねー。

小学生にそこまで求めるのは酷かもしれませんが、トップレベルの神童たちはそれを難なくやってのけてるわけですから、ずっと趣味だと思ってやっていた息子は、まだまだということです。

中学で結果を残せないようであれば、高校はないな。正直私はそう考えています。

趣味の小学校時代、本気の中学校時代。そして、・・・

これからのがんばり次第で判断しますが、男親としては、簡単には、音楽大学までとは思っていません。

ちなみに筆記試験については、音楽中学校のレベルはどれも高くないので、あまり不安がありません。気になるのは、特待生のレベルあたりですが、音楽は実技で測られるので、期待はできないかんじです。

奥さん及びおじいちゃんおばあちゃんは、音楽の試験については合格できてよかったねと、お祝いムードはありますが、ここからこそ、地獄の始まりだ。と、私は思いますし、これまで一緒に歩んできたピアノの先生も思っていると思います。

趣味でやれた時代が終わり、結果を求められる時代に入るわけですからね。

国家資格のないピアニスト。生活に必要なインフラでもないピアニスト。生活に必要なインフラであり、国家資格がある医者になるほうがはるかに生活するのは楽でしょう。

やると決めたことは、しっかりがんばってくださいな。けど、毎日の練習がすべてだと思います。1時間超じゃ全然ダメだとおもいますけど。

それが、私の本音です。昨日も遅くまで練習していたので、2時間は超えていたので、今後の努力に期待して、今回の不安話は終わろうと思います(苦笑)

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