ピアノ上達のための心構え

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さて、本日は今まであえて書かなかった、「ピアノ上達の心構え」を書いておきたいと思います。

なぜ、今かって?

それは、うちの息子が、私の思いを汲み取って上達するかもわからなかったし、上には上が常にいますから、中途半端な個人の意見など、書いたら、ほらね。どうせ、聞いてくれないし、批判されしょうでしょ。だから、言いたくても、書かない、いや、書けなかったんですね。

とまぁ、音楽は私も好きですから、多くの方々が上達してもらいたいという気持ちがあります。いい演奏が聴けることは、とてもうれしいですから、そういうこともあって、今日はいくつか書いてみようと思います。

1、音楽が好きじゃなかったら、ピアノが好きじゃないなら辞めなさい

この言葉、多分、響くんじゃないでしょうか。3歳とか、とても若い頃からピアノをさせられます。最初から、なんでこんなことやらなきゃいけないのというお子さんもいれば、壁にぶつかって嫌になる、自分の上達が遅くて嫌になる、他にやりたいことが見つかって嫌になる。そんなことは、普通にあるわけです。そんなときに、親がもっとがんばれといってやらせる人、永くやってきたんだから、こんなところで辞めさせない、いろいろあるとは思います。

でも、私は、そういったなら、いっそ辞めてよいといいます。好きでないものを無理にやらせたところで、心が乗りません。心無き音楽、技術だけの音楽、一見きれいかもしれませんが、いずれその化けの皮はバレます。好きでないなら、辞めさせてください。辞めてください。

本当に好きだったことを思い出したら、続けてください。そうでなかったら辞めてよかったのです。他に心が乗るものがあるということは、それをやるために生まれてきたとなります。心の乗らないことを無理にやっても、本人の人生が無駄になるだけでなく、本人に関係した、親も、ピアノの先生も、皆ネガティブな感情が伝播します。心を、気持ちを優先させてください。

2、好きな曲を選ぶ、好きな曲を演奏する為の練習しかさせない

次の教えについても、とても大事で、当たり前のことです。好きな曲を演奏しましょう。そして、その曲を弾く為に必要な技術を体得する為の練習をしましょう。

昔の先生は、いいました。技術が身につけば、どんな曲でも弾けるようになると。そして、好きでもないチェルニーの練習曲をやらせて、指だけを動くようにします。

でも、これってまったくもって意味が無い。何が一番いみがないかというと、技術だけで、心が入らない練習をすることになるからです。ピアノの音色は結局、心のエネルギーに依存しているんです。指だけ動かす練習をしたら、心無い音色を作る練習をしているようなものです。意味ありますか?

つまらない音楽を作る原点は、絶対にこれだと私は思います。

しかし、弾きたい曲、好きな曲を練習していて、いまいち指が動かない、どうにかしなくちゃってときに、チェルニーやハノンをやる。そして、その効果に気づく。その時から、チェルニーやハノンの練習に意味がでます。もちろん、心ある練習になっていくからです。

今日は、この辺にしましょうか。

この2つの内容はとても大事です。好きじゃないことをやったところで、好きじゃないことをどうやってやったことにさせるか、心無い演奏をするための練習をすることにしかならないのです。気が乗らない時は、最低の30分の指練習で十分です。私は、そう思ったし、そのように息子に指導してきました。そして、音楽が嫌いなら辞めていいと何度も言ってきました。それでも、好きだという息子。なら続けていいと私も言う。

好きだからやる。気持ちがあるからやる。まずは、これが基本の心構えだとわたしは考えます。

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