ソルフェージュの独学企画はボツになりそうだ

今日から息子とソルフェージュの独学企画をやっていこうと考えていたわけですが、今の息子のレベルを確かめようとソルフェージュの課題を一つ一つ試したんですね。

するとですよ。

一番難しいかなぁと思っていた、新曲視唱をやらせてみても、数秒全体を見た後で、普通にドレミで歌い始めた。おい、はじめてなのか?

ドレミの音階だけじゃなく、クレッシェンドも、休符ももちろん理解して表現して歌いやがるのだ。。。はじめてじゃないのか?そもそも課題曲として事前に渡され、覚えてくるはずの曲を新曲視聴でやらせたわけだけれども、おそらくこれよりも本番の新曲視唱の課題譜は簡単なはずで、それをいきなりできてしまうのである。3連譜などがあれば、もうちょっと難しいだろうが、中学入試レベルなので、それがないのである。というか、あったところ、すでにできそうなのである。

次に、旋律聴音なのであるが、2回聞けばほぼOKで、3回聞けば、もう見直しタイムなのである。音大レベルの聴音のテストでも、全体1-前半3-全体1-後半3-全体1の8回も聴けるということなので、かなり上級の問題であっても、すでに余力がありそうなのだ。

ちなみに、複旋律聴音、和声聴音については、入試では出題されないようだが、これくらいでも独学で、やれそうなのである。

うちの息子は、音楽が好きだ。というか異常なくらいできる。おそらくソナチネ・ソナタを譜面どおりに弾けるというのは、これくらいのソルフェージュは当たり前ということなのだという気がする。おそろしい。

あまりにも息子には簡単にみえるので、ソルフェージュが本当にこんなレベルなのか疑いを持ってきてしまい、YouTubeで掲載されていた、ソルフェージュ教室の動画をいくつか視聴してみても、息子は生徒の音階のズレをすぐに指摘するし、大人の教室のレベルを見ても、これくらいだと簡単とか言う始末なのだ。

つまり、私がソルフェージュの独学を息子に課すまでも無く、息子は日々の練習の中で、ソルフェージュを独学でやっていたのである。

そもそもだ、車で旅行するときなど、絶対音感が本当にあるのかわからないけど、とりあえず音階で歌わせたりしていたことを思い出した。「いきものがたり」のポップスを歌ったり、好きなアニメの主題歌を歌ったりしていてすごいなぁと思ったし、どうしてそんなに早口でドレミを言えるのかというくらいの速さで、親の出す理不尽な依頼をこなしていたのだ。もちろんシャープやフラットがあれば、それ込みで、早口で音階をいいながら歌えていたのである。

ソルフェージュのテストをやってみたことで、以前から、すげーと思ったけど、ほんとすげーんだなぁと再確認することになっただけだった。

おそらくだ音楽に無縁だった子供を無理やり音大にいかせようと努力すると莫大なお金がかかるのだろうか。しかしだ、そもそもの素質があり、3歳くらいから音楽大好きな子は、勝手にやれるんじゃないかという気さえしてしまうのである。

週30分のレッスンで、あとはすべて自宅のピアノ自習だけでここまできたのだ。

まぁ、まずは中学入試で本当にできるのか試してみてから、ここら辺の結論はだしたいところである。

今日は、これ俺の子か?と思うくらいのできにびっくりした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です