夏のピアノ発表会が終わり、次なる課題曲を息子は受け取って練習に励んでいる。
その曲は、モーツァルトのピアノソナタ K.545 である
Wikipediaに「初心者のための小さなソナタ」と記載されているように、息子にとっては、ソナチネアルバムをある程度さらった後にやることになった2つ目のソナタである。
とはいえ、ソナタなので、初心者=バイエルとかそのような類の簡単な曲ではない。
YouTubeでは、早くは6歳程の子供の演奏を聴くことが可能であるが、同時に著名なプロのピアニストの演奏もYouTubeで投稿されていることから、初心者のためと枕詞がタグ付けされているが、そこはかとなく奥深い曲であると、私も感じている。
そもそもソナチネであっても、子供が弾いたものとプロが弾いたものでは、全然曲のイメージが違ってくる。
ピアノという楽器は、音の強さ・弱さ、音の長さ・短さ、音のバランス、トリルの中の指の強弱、リズム、言い出したらきりがないほどに、様々な音楽を奏でることが可能であり、譜面どおりに弾いたとしても、ピアニストによって印象が違ってくるものである。
今回、私はこのK.545を聞くにあたり、その演奏能力による違いを体感でき、ピアノの理解がより深まった。(とはいえ、私が弾いているわけではないのですが)
YouTubeにアップされているK.545を一通り聞いてみましたが、録音状態といった点もありますが、結局、一番になったのは、誰もが知るピアニストの演奏でした。
[embedyt] http://www.youtube.com/watch?v=pD59nWEi4GI[/embedyt]