皆様いかがお過ごしでしょうか
ピアノはやはりいいものですね。最近私は息子の練習の曲ですら癒されるという親ばかの状態になってます。
さて、今回の話は、息子の成長にまた驚いた話です。
自慢話かもしれないので、閲覧注意です・・・(苦笑
最新のピアノの独習本を読むと今や、ピアノのタッチに関してハイフィンガーはありえない状況でして、脱力する重量奏法が、メジャーです。
http://www.muratapiano.com/technique/weght-playing1.html
お箸でご飯を食べる日本じゃない、フォークとナイフのヨーロッパで生まれたピアノですから、結局日本的な姿勢の弾き方はNGなわけですね。(もしかしたらアジア的な洗練された弾き方が生まれるかもしれないけど、そういうアジア的な曲をつくらないとでしょうね)
ということですが、おそらくもうちょっと前の時代は、ハイフィンガーも普通で、子供の頃から熱心にピアノを習ってきた人程、もしかしたら、そんなクセがついているのかもしれないと、最近思うようになってきました。
私の息子は、音色にはうるさいところがあって、もうちょっと強く弾いたらとアドバイスすると、音が悪くなるからやななだよねと、言われる始末。
あー、素人の話は聞いてくれないのかい
となるわけですが、先日YouTubeでとある方の演奏を聴いていたときのことです。息子が、
この人全然タッチがよくない、脱力できてない
なんて、言っていたんですね。
どの口が言うんだか、生意気ですね・・・
私は脱力の話を最近していなかったわけですが、この話を聞いて、普通に息子は脱力が身についてんだなって、思った瞬間だったのですね。
そもそも脱力に関しては、私は後から意識していたわけで、以前から、ピアノの先生は脱力を意識した弾き方を指導していたということです。
では、実際に、脱力できている人と、そうでない人で違いがあるのかというのを、私のような素人の意見で書くと、
はい、良く違いがわかります
言えちゃうんです。本当に脱力すると音がよくなります。
昔のプロのピアニストの映像を見ていると、プロと言っても、みーんなタッチは違っていて、まぁ、正直見ていて指の動きはキレイではないんですが、無駄の力の入らない、重力によるタッチというのは、やはり音がいいんです。
ピアノは鍵盤を指で押すのではなく、鍵盤を通して重力でハンマーを跳ね上げるという時に、一番良い音がするんじゃないかと思うんですね。
まぁ、そりゃ澄んだ音を出すって言うのは、そういうことですね。
今日は、息子の成長の一場面を書いてみました。皆様のお子さんのピアノレッスンにおいて、参考になればと思い、今日は書いてみました。