コンクール当日!

今日はカワイ音楽コンクールの当日でした。

結果についは明日書こうと思いますので、今日の状況をメモしておきます。

午後15時頃の集合なので、午前中も約1時間練習し、飽きたら休憩、午後に30分練習をして本番に向かったのでした。私は息子の午後の練習の時にこの本を譜面台に置いてやりました。

おばあちゃんは14時過ぎには到着していたようで、メールが来てびっくりしました。私達は14時45分頃に到着しました。

会場に到着すると、21階の高層階に会場があることがわかり、高いところが苦手な息子は、エレベーターに乗った時に怖がり始めたのですが、「平気だよ、大丈夫、集中、集中!」と声をかけると、あっさりけろっとしていました。

言葉って、すごいなぁ!って思いました。

さて、会場につくとあまりの景色の良さにまずびっくりしました、自分の地元が見渡せる場所があることを知らなかったのでびっくりでした。21階でしたから。

受付が15時きっかりということで、受付の行列ができていて2度目のびっくりでした。受付を済ませると、昨年は1番目だったのですが、数人増えていて、まぁ余裕ができたかなという感じでした。

会場につくといい席を確保しようと必死になります。いい席というのは、ピアノ演奏者の指の動きが確認できる舞台に向かって左側です。演奏だけではなく、指の動きもチェックするなら、その位置はかかせません。

ということで、左側を確保できました。

開演まで15分ということで、待つと審査員が入場しコンクールが開始されます。

一人、二人と演奏が進んでいくのですが、やや余韻が無くテンポ良く進んでいき、三人目が終ると突然。

「ちょっと、待ってー!」

と審査員が叫びました。何事!?と会場は騒然となります。

カワイの現場責任者が呼ばれ、なにやら話し込みはじめます。私達は何が起こったのかパニックとなりました。というのも、その後の演奏が自分の息子だったからです。

「よーし、弾くぞ」と気合を入れた息子が舞台袖から向かってくるのが見えたときに、「ちょっと待って」といわれ、びっくりした顔の息子を私は見てしまいました。

これはヤバイなと直感的に感じました。

そして、数分後に、もう一度息子が呼ばれます。そして、またもや

「まだ、待ってー!」

とのやや強めの怒鳴り声・・・

またもや、息子は驚きの顔をしています。一度ではなく、二度ですから。時間にして5分あったかなかったかの待ち時間がすぎ、話が終ったようです。

息子が、自分に何か問題が起きたと受け止めていないかと、心配になりました。いろんなことに気づく子だとわかっていますからなおのこと。理不尽な大人の行為に、パニックになった息子を見たことが過去幾度かあったからです。

でも、私は、こんなハプニングがあったっても乗り越えて弾けるようじゃなきゃ、ピアノの才能がないってことだなと割り切りもしていました。本当のピアニストなら弦が切れたってどうにかするわけですから。

そして、ようやく息子の演奏が始まります。約4ヶ月間、週末は必ず息子のピアノを聞いてきましたし、この数週間は一緒にいれば練習をする時間をとっていましたから、他の子と比べるというよりも、今日の朝の演奏と比べてどうだったかということにとられて評価をして聴いていました。(もちろん同じ曲を選んでいる子が少なかったこともあります)

トラブルがあったのにも関わらず、結果的には、いつもの演奏ができており、さらにはコンサート用のグランドピアノの音色もあってか、息子はまずまずの演奏だと感じました。練習でできていいたものが本番でもできる、トラブルがあってもできたという息子に、少し成長したなと、感動を覚えました。

その後です。

5番目に弾いた娘さんがいたのですが、この子がすごかったんです。YouTubeのピティナの本選で見るように抜群に上手いし、細かいところまで気をつけて、弾いていたんです。こりゃ負けた。すぐわかりました。

その後は、いろんな子供の演奏を聴いて気づいたことがありました。

後半になると5年生、6年生となるのですが、あまり演奏が上手いというわけでもないのです。その理由について、少し考えるとわかりました。

子供コンクールという一歩手前のコンクールに小学4年生までは参加できるのに、あえて次の音楽コンクールCコースに出場している3年生と4年生は、次のBコースを選ばない、5年生や6年生に拮抗しているというわけなんですね。

現実とは厳しいもので、上限は設けているが、下限を設けていないと、早熟の子供達に、行く手を阻まれるのです・・・資本主義、新自由主義の典型的な悲しい姿をここでも見てしまいました・・・

さてCコースが終って、休憩があり、Bコースの演奏が始まりました。息子の演奏は終っていたので、Bコースでは、まったくもって自己流ですが、息子を80点として、比較をした点数つけを行ったのです。素人の私の耳が、審査員とどう違うのかというのを比べたかったということもあります。

そうやっていくとCコースでも、80点以下をつけた子がいたんですね。そして、もちろん私が最高得点95点wをつけた子供もいました。この素人点数つけで、私が95点をつけていた子は、見事、関東大会の出場権を得ていました・・・素人でも、上手い子はわかるわけですね。

Bコースの演奏が終ると、近くのモスバーガーにいきました。そこで、その95点をつけた親子に遭遇します。びっくりしたのは、お母さんが、あなたは大丈夫といっていたこと。まぁ、私もそう思っていたのですが、自信あるなあという感じです。お母さんもどうやらピアノをやる様子だったので、これまでも出場したことがあったのかもしれません。

そんなこんなで、結果発表があったわけですが、それについては、また明日書こうと思います。

それでは、また、明日!

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