素人だから言えるピアノ学習の問題点-難易度の高い楽曲を発表会で演奏することに意味があるのか?-

ピアノの発表会に参加すること約9年。たくさんのピアノ学習者の演奏を聴いてきました。

そこでは、自分に合ったレベルの楽曲を弾く生徒さんもいれば、背伸びしすぎ、あるいは練習不足の楽曲を選び、そのまま演奏される方がいました。

この現象は、ピアノ学習ではよくあることなのですが、これについて私自身はずっと疑問を持ってきました。

なぜ、自分に見合った楽曲を弾かないのだろうか?

先生が次の発表会で弾く曲はこれねって決めてしまう。あるいは、この曲とこの曲のどちらかねと選択を狭められてしまう。

ピアノ学習ではこれがよく起きます。

クラシックのピアノが好き、クラシックが弾きたいという生徒ばかりであればいいのですが、幼少のころからやるピアノでは、先生と先生とで、ニーズのミスマッチが起きているのではないかといつも感じます。

私が学生の頃やっていた軽音楽では、次のライブで何を演奏しようかという話をする際は、難しい曲をやるというよりも

  • みんながやりたい曲はどれか?
  • お客さんが盛り上がる曲はどれか?
  • 最近流行している曲はどれか?

これらの基準を考えて曲を選んでいましたが、発表会とライブでは考え方の根本が違います。

ピアノにまつわる情報サイト