アコースティックピアノ、つまりは生ピアノには現代の生活に合わない問題があります。
- ボリュームコントロールができないこと
- 振動が発生すること
- マンションのサイズに比べて大きいこと
一戸建て、夢のマイホームの時代には、問題にならなかったピアノの騒音は、東京の暮らしがマンションを基本とした生活になるにつれて、騒音問題になってしまっています。そこで、現れたのが、電子ピアノで
- ボリュームコントロールはできる
- 振動は発生しない
- ボディを小さく部屋でも場所をとらない
電子ピアノは、すべての問題を解決する画期的な商品となっています。しかしながら、電子ピアノには次の問題があります。
- ピアノに迫る音は出せても、録音したピアノの音の再生音なので音色がデジタルになって音色に限界がある
- コンクールや発表会の生ピアノとのギャップが埋められない
上記の理由から、本格的にピアノを習ったり、コンクールに出るようになると、少なくともアップライトピアノ以上での練習が必要であるということは、常識になっています。
しかしながら、都心の生活には、電子ピアノのメリットは、やはりデメリットがあったとしても、合理的な理由から、電子ピアノを選択する人も増えています。
ということで、このページでは、電子ピアノでも生ピアノに近いものについて、情報を発信していきます。
ヤマハ クラビノーバシリーズ
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/pianos/clavinova/index.html
ヤマハのクラビノーバシリーズは、2017年に20年ぶりに構造を見直し新たな「グランドタッチ鍵盤」を備えてリリースされています。
ヤマハが所有するベーゼドルファー社のサウンドとヤマハのCFXからサンプリングしたピアノ音は魅力的です。
電子ピアノとしての限界は当然ありますが、それでも、現時点では、一番生ピアノに近い電子ピアノの一つになっています。