人生がつらくなった時に私が読んだ本

人生 哲学

私は、サラリーマンを16年やっていたのですが、30代の中頃、過剰な責任をとる立場になったばかりか、あまり得意ではなかった分野の仕事を任されていたので、潰れた時がありました。

気が付くと、私はうつ状態に入っていて、おそらく、ほぼうつ病状態で、仕事を続けていました。

ただ、うつ状態になってしまうと、心理的に普通ではないので、自分がおかしいことすら実は気づけていませんでした。

心は完全に壊れていましたが、会社に行きたくない気持ちがMAXでも気力で会社には通っていたので、うつ病とは言いません。

さらには、偏頭痛を発症してしまい、常に体どこかが痛むという状態が続きました。また、ぎっくり腰にもなったりもしました。

そんな状態になっている私を支えてくれたのは、他人のご意見、でした。今回はその時よんだ本をかいつまんでご紹介していきたいと思います。

ㇾ 仏教関連の本
ㇾ 哲学の本
ㇾ 人生の本
ㇾ 漫画本
ㇾ 占いの本

仏教関連の本

私は宗教というものの価値を、それまでは知りませんでした。仏教徒とは日本の文化で、死ぬときに、お世話になるくらいのものだと考えていました。

そんな時に、「反応しない練習」という本に出会いました。たくさんの人と関りを持ち、働いていた私は人間関係にも疲れていたし、自分のネガティブな感情にも疲れていました。

この本は、仏教の教えが詰まっていた本で、確かにその通りだという言葉が詰まっていました。そこからで、私がブッダの教えに興味をもったのは。

次に「超訳 仏陀の言葉」という本に出会いました。

この本は、仏教の本というよりもブッダが残した言葉を、現代風の言葉で書いてある本です。一読しただけでは、意味がわからないこともありますが、何度も読み返してみると、そういうことか!という気づきがもらえ、大変ためになる教えが書かれていました。

私は仏教徒と言えるような、信仰心があるわけではないですし、寺巡りをしたりするようなこともないのですが、ブッダの言葉というのは、心に刺さるものがあり、本当に救われる本であったと思っています。

哲学の本

哲学の本に興味が昔からあったわけではありません、そうではなく、「嫌われる勇気」という本に出合ったことで、哲学に興味を持ちました。

多くの人と仕事をしていた私、職場の雰囲気が悪くなるように誰とも上手くやろうと思っていました。しかし、限界があることがわかってました。無理をしていることがわかってました。けれど、無駄にあがいていたのです。

その後で、この本を見つけた時は、タイトルに目をひかれ、読んでみることになりました。内容については詳しく書きませんが、考え方を大きく変える原動力になったと思っています。

哲学ということに、興味を持つことは、学生時代はまったくなかったのですが、社会人になった後では、考え方を変えることが、ストレスをなくすことにつながるんだということを実感しました。

人生の本

人生をあきらめてしまうという本にも興味をもち読んでいた時期があります。

これらの本は、人生をあきらめるといっても、諦めるわけではなく、何ができて何ができないかを明らかにして、これからの人生を過ごしましょうという内容だったかと思います。

会社員という働き方をしていると、依頼されれば、なんでもやらなければいけないと錯覚してしまいがちですが、できないものは、そもそもできません。

あきらめるということを学べたのは、その後の生活に大きなプラスとなりました。

漫画本

単なる娯楽かもしれませんが、私は、うつ状態になった後で、たくさんの漫画を読むようになりました。

それ以前は、単なる娯楽であり、時間とお金の無駄という考え方になっていて、漫画というものを読むということを避けていました。

子供の頃は、たくさんの漫画を読んだ時期もありましたが、それは小学生まで、中学校以降は、勉強の時間がなくなるということで、漫画を読まないできてしまいました。

よくよく考えてみると、漫画には、必ず作者がいて、その作者にも人生があります。そう考えた時、何を訴えたくて、こんな漫画を描いているのだろうかと、作者の意図も考えて読むようになりました。

すると漫画というものが、すごく深いものだということがわかってきました。

占いの本

占いの本も読みました。

自分というものを完全に失いつつあった私です。占いにもすがっていました。

私はおとめ座なのですが、上記の本を読んで、非常に救われた記憶があります。

なぜ、こんなにも私が苦しんでいるのか、それを自分の資質から学ぶことができたので、ためになりました。

まとめ

人生の主人公は、他人ではなく、自分自身です。いつか主人公になるのではなく、今も、自分の人生の主人公は、わたしなのです。

そのわたしが、どう生きるか、それを決めるのです。

心がつらくなると、その動きの判断ができなくなります。

そんな時には、薬ではなく、やはり他人の考え方、先輩の考え方から学ぶことがよいと、今では思っています。

仏教関連の本や、人生のあきらめの話などは、今も強く影響されています。

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