安いものを高く売る方法 ~TV番組のモニタリングを見て考える~

その他

昨日、モニタリングという番組で、

ファミリーマートのファミチキを、高級料亭の料理として、お客さんに提供すると、どんな反応をするのか?

というモニタリングをやっていたのですが、普段高級店で外食をする多くのお客さんでも、10,000円も支払うという発言をして、お茶の間に笑いを提供していました。

このことからも、人間というのは、いかに騙されやすい生き物かということがわかります。

私たちは、安いものを高く買わされているのではないでしょうか?

ということで、安いものを高く売る方法について考えてみましょう。

高級な雰囲気の空間を作る
高級な入れ物を用意する
もとが何かわからないように見た目を変える

高級な雰囲気の空間を作る

人間というのは、残念ながら空間の雰囲気に影響されます。コース料理の値段が1万円を超えるような場所に行くとしたら、どんな値段の料理がでてきても、「まぁそんなものか、高級店だしな」という、肯定の言葉を自分自身が作り出してしまいます。

お客さんというのは、高級は雰囲気に弱いのです。高級店というと、お店の雰囲気が良いというのは、皆さん感じていると思いますが、おしゃれな空間を作るための値段、立地、レイアウトを考えるスタッフなど、料理以外のところで、きちんとブランド力高めるための費用を計上しているわけですね。

だから、高級店の料理は高いのです。

ですが、この雰囲気に慣れることで、人が騙されもするわけです。お店は高級にしたけど、人の味覚は、実は、化学調味料をおいしいということに慣れてしまって、素材の味ではないところで、おいしいと言ってしまうのです。

そのため、高級店風のお店を作ってしまえば、人は簡単にだまされてしまいます。

ディスカウントストアのような整理されていないお店の雰囲気だと、もっと安くてもいいのに、なんて思ってしまう商品が、高級店に並んでいたら、お客さんは定価で買ってくれます。

安いものを高く売るの第一は雰囲気作りです。

高級な入れ物を用意する

モニタリングで、ファミチキの器にしたのは伊勢海老の殻でしたが、そのような入れ物を用意することで、人は勝手に高級だと判断してしまいます。

指輪、MacBook、スマートフォン、etc

あらゆる高級品とされる商品には、綺麗な外箱が用意されています。中身がすこしくらい、粗悪品でも、外箱が立派だと、それだけで、人は高級品だと勝手に勘違いをしてしまいます。

なので、外箱が立派なものほど、実は中身はそれほどでもないということが、あったりします。

もとが何かわからないように見た目を変える

モニタリングでやっていたのは、ファミチキの身をほぐすことと、串にさすこと、また、チキンラーメンを加工して、きれいな細工をしたスナックをだすことでした。

元の素材がなんであるか、すぐにはわからないように加工してしまうことで、人はだまされてしまうということがわかります。

韓国では整形が当たり前と言われているように、人は見た目が、ほぼすべてになっているようです。

まとめ


高級な雰囲気の空間を作る
高級な入れ物を用意する
もとが何かわからないように見た目を変える

安いものを高く売る方法を考えてきましたが、この手法は実は普段の買い物の中でも使われいる手法であるということがわかります。

上の高級、ティッシュもそうですが、至高のティッシュを売るには、外箱を立派にしていますね。

違いがあるか、使ってみてください。

私達がモノを買う時には、見た目を非常に重要視していることがわかります。

今回は安いものを高く売る方法について、考えてみましたが、逆に、安いものを騙されないで、安く買う方法も、もしかしたら、これをヒントに考えられるのではないかと、感じました。

思いついたら、考えてみたいと思います。

最後まで、閲覧いただきまことにありがとうございました。

 

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