生まれたら強制加入の資本主義経済【現代の宗教】

人生 哲学

私は、資本主義が大嫌いになりました。その理由は、後から生まれた子供たちが完全なる奴隷として機能するように仕組まれた、とんでもない仕組みだからです。

子供の頃は、ソ連や中国が行う共産主義が悪であり、豊かさのないダメな考え方であり、資本主義が人間に幸福をもたらすと、洗脳(教育)されましたが、大人になった今、資本主義が、いかに悪魔の宗教にも似た、支配システムだったかが、わかるようになりました。

早稲田大学学生運動デモ (1969-04-28) – N°69D04-3831

なぜ、団塊の世代が、学生運動を真剣に行ったのか、その意味もあまり教えてもらえず、子供ながら私はどこか違和感を感じたものですが、その意味が現在の私はわかってきています。

いつしか世の中は、お金という数字が支配するようになり、資本家がお金を集めるだけ集め、どんなに勉強した優秀な学生であろうと、自分達の莫大な利益の1割か2割を渡すだけで、資本家が半分以上の富を集め続けることができる仕組みが資本主義の大枠です。

どんなに理由を述べようが、たくさんの人間を仕事に幽閉し、与える給与を制限し、自分達が、豊かになる仕組みが、資本主義の根本であり、人を奴隷として、コントロールすることこそが、資本主義なのです。

日本人は、戦後、負けたことで、半ば強制的に資本主義に参加させられましたが、戦争で多くの富を破壊した状態から、自分達の力で日本の国力を取り戻したのは自らの力でありましたが、その半分は資本家に取られてしまったという結果が見えます。

バブル崩壊というのは、まさにそれを表しています。

戦後の復興で儲かると思った日本に投資をし、成長したところを刈り取る。

これが資本主義のやっていることです。

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