私は2年くらい前からアクアリウムを始めてまして、金魚、熱帯魚、エビちゃんを飼い始めてました。

そんなとき、観賞魚のフンを肥料として使い野菜を作る水耕栽培という発想があることを知り、グッズが提案・販売されていて、おもしろいなと思ったのですが、なかなか行動を移す時間が取れず、興味だけを持ち続け、様々なWEBサイトをまわり、アクアリウム水耕栽培の情報集めだけをしていました。
母の形見ともいうべき「玉ねぎ」が残っていた
このブログを読まれていた方は知っていると思いますが、私の母は昨年の11月にあの世に旅立ちました。生前は、自宅の家庭菜園でたくさんの野菜を育ててまして、約1年ほど前に、母が育てた最後の玉ねぎを、私は受け取っていました。
その玉ねぎ3個が、まだ東京の自宅に食べずに残っていたのです。
母は亡くなっても、元気に残っている玉ねぎ、なかなか思うところがありました。かなり乾燥していた様子でしたが、まだ、生命力があったので、水に浸しました。それから数日が経ち、しばらくすると乾燥しきっていた玉ねぎから芽が出てきたのです。
育成方法に悩み始め、結果 水耕栽培にトライ
東京のマンションのベランダで、私は以前、プランターでの野菜農園を目指しました。
野菜の種をまき、芽が出て、育って、楽しかった春は良いのですが、8月の異常なまでのベランダの温度上昇、さらには、アブラムシの被害があり、農薬を使わないとベランダでも野菜を育てるのは絶対無理!!という結論が出ていました。
そこで、この玉ねぎをそだてるのに、別の方法はないだろうかと、WEBで探しました。そこで、ヒントとなったのは、玉ねぎが球根であることでした。
私は、小学生の頃に、学校で配られて販売させる、ヒヤシンスという球根の植物を育てたことがありました。
この経験で、同じ球根で育つ玉ねぎも、水耕栽培でいけるのではないかと思ったわけです。
水耕栽培(すいこうさいばい)は、土壌を使用せずに水中で植物を栽培する方法です。植物の根を水中に浸し、必要な栄養分を水中に溶かした液体肥料を供給することによって、根から栄養を吸収させます。
水耕栽培は、植物の根が水中に浸かることで酸素を得られるようにするため、通気性が重要です。一般的には、鉢やコンテナ内に水と植物を入れ、根が水に浸るようにします。また、水の中に浮かせる方法や、根を水の中に垂らす方法など、さまざまな水耕栽培の手法があります。
水耕栽培の利点は、以下のような点が挙げられます:
- 土壌不要: 水耕栽培では土壌を使用しないため、土壌改良や除草、害虫駆除などの手間が省けます。
- 水と栄養管理: 液体肥料を水中に溶かして供給するため、栄養管理が比較的容易です。根から必要な栄養分を吸収させることができます。
- 水の節約: 水耕栽培では循環利用が可能なため、水の使用量が少なくて済みます。特に乾燥地域や水資源に制約がある地域では、水耕栽培が有益です。
- 収量と生育速度: 水耕栽培では植物が根から容易に栄養を吸収できるため、生育が早く、収量も比較的高くなることがあります。
一方、水耕栽培では管理が重要であり、水の質や栄養バランス、pHの調整などに注意が必要です。また、根腐れや病害虫の発生などの問題も起こる可能性があります。適切な設備や管理方法を用いて水耕栽培を行うことが重要です。
水耕栽培は、都市部や屋内などの限られたスペースでも植物栽培を行うことができるため、都市農業や屋内農業などの分野で注目されています
玉ねぎの水耕栽培の現在とこれから
現在は、2月ということで、外は寒い時期ですが、人間の生活空間は20度くらいまではいっていますよね。我が家の玉ねぎは、びっくりするぐらいの成長スピードで、育ち始めてしまいました。

とりあえず家にあった、小さめのペットボトルの容器を加工して、水耕栽培風にしたところまでは、成功なのですが、ここからどうしたらいいかを悩み始めました。
問題1 におい・・・
玉ねぎと言えば独特のにおいがありますよね、成長するにつれて、室内でOKなのかわかりませんよね
問題2 虫・・・
どっから湧いたのかわから鳴ったアブラムシの発生に驚いたマンションのベランダ菜園の経験があります。室内で、玉ねぎを育てていても、何かしら虫が付いたりするのではないか、不安です。
問題3 球根のサイズ・・・
とりあえず、球根は、いまある自分が蓄えた栄養を使って、芽を出している状態かと思いますが、光合成や自らの栄養を使って、球根が大きくなるのか、小さくなるのかもきになってます。
WEBサイトを見る限りは、球根が当然大きくなると思うのですが、肥料の量次第でどう変化するかというところです。
最後に
とりあえずということで、ペットボトル容器での水耕栽培を始めました。これがどうなるか楽しみですし、その結果をWEBで共有したいなぁと思いましたので、今後も記事にしていきたいと思います。
本当に育つのか?
悩みはどうなるのか?
楽しんでいることだけで、今回は終わりにしたいと思います。閲覧、誠にありがとうございました。
それから3か月後・・・お話
記事を書いてからしばらくたってしまいましたが、たまねぎの水耕栽培のその後をお伝えします。
結論から言うと、ペットボトルでの玉ねぎの水耕栽培不可能でした。
玉ねぎの球は、成長を始めると、球根のエネルギーを吸い上げてしまうので、玉をいじできなくなります。また、その玉の崩壊の瞬間の葱の臭さが、ハンパありません。
そのあと鉢植えなどに移行することが必須です!!
鉢を買いましょう!!
最初はうまくいきそうな、玉ねぎの水耕栽培でしたが、数日で無理になりますので、その無理になる瞬間に鉢に植え替えて、ベランダで育てていきましょう。
庭があれば最高ですが、ある程度の深さの土が必要ですね。
玉ねぎ専用の栽培袋があるので、このような袋型の鉢を使って育てる必要があります。