コンサルティングという仕事

うつ
Coworkers in a business meeting

私は、既に辞めてしまいましたが、コンサルティングという仕事をやっていました。

1.お客様のビジネスの悩みを聞き
2.改善策を提案し
3.その改善策を実行に移すorサポートをする

たったこれだけのことなのですが。

とんでもなく大変で、とんでもなく収入も高いのですが、とんでもなくサポートをする仕事が好きでないと、続けられないということで、私は引退しました。

私はやりたいことがあったので、途中で退場させていただきました。

ですが、この仕事は、すべての生き方、仕事に通じる、学びを与えてくれたのは事実であり、今後の私の仕事、生き方にも強く影響するものと考えています。

今回はコンサルティングという仕事について、世間的認知度を高めるために書いておこうと思います。

すべてのビジネスには悩みが尽きない
会社経営には従業員以外の外部の力が常に必要とされている
システム開発もコンサルタントの仕事
金融、メーカー、流通、物販、どこに行ってもコンサルの仕事がある
短期的に最新情報を手に入れ、短期的に実現レベルに持ち込むプロ

すべてのビジネスには悩みが尽きない

私が学生の頃、大企業というのは、大勢の社員を抱えているからこそ、なんでも自分たちでやっていくスーパー集団だと考えていました。

ところが、それは、全く違うのだということを、コンサルティングという仕事をやるようになってから知ることになりました。

一般の企業には、たくさんの正社員がいるのですが、彼らは常に今やらなければいけない仕事を抱えています。

とても忙しいのです。

しかし、皆さん経験あるとは思うのですが、仕事をしていると必ず問題というものが出てきます。すぐにそれに対応できればいいのですが、今やらなければいけない仕事があると、それは後回し、後回しになって、いつまでたっても同じ問題が残ったままになります。

これが、積もり積もると、会社にとっての悩みとなっていきます。

それが、コンサルタントを必要とする、基本的な理屈です。コンサルタントという外部の専門家がいなかったころは、自分たちでどうにかすればよかったのですが、自分たちの本業である仕事は、しっかりとやらなければいけません。

その間にでてくる、後回しにしてよい仕事は、優先順位的には高いものではありませんし、どの会社でも出てくる似たような問題であったりもします。

そんな時に、専門的な外部のコンサルタントに任せるという流れた起きていくと私は理解しています。

会社経営には従業員以外の外部の力が常に必要とされている

Colleagues giving a fist bump

従業員には、本業があると、前節で書きましたが、まさにその通りで、本業の業務をやっていると、それ以外の仕事というのが出てきます。

誰か手が空いている人がいればいいのですが、業務のスリム化や、コスト削減をやりつくしてしまっていると、とてもではないですが、そのような余力はありません。

業界でのルールが変わったり、金融ルールが変わったり、会計基準が変わったり、消費税の税率が変わったりと、社会は常に変化しているのですが、それに合わせた変化をする人材を、会社にプールしておくことは、合理的ではないと、今の会社は判断しています。

短期的に専門の会社に依頼して、やらせればいいんだ。

それが、基本的なコンサルタントの使い方です。既に書いたように、常に社会が変化する中で、変化に対応させる人材を保有しないとしている会社には、当たり前のように外部の力が必要になります。

だからこそ、コンサルティングの仕事は今後もなくなりそうにありません。

システム開発もコンサルタントの仕事

私が働いていたコンサルティングファームは、システム開発の仕事もたくさんありました。そもそも私は、理系出身で、プログラムも得意だったので、コンサルティングファームの仕事を選んでいたのです。

コンピュータのなかった大昔は、システムを使って業務改善をしたりすることはなかったはずですが、コンピュータが当たり前になった現在においては、パソコンやロボット、人工知能に問題解決を依頼するのは当然となっていきます。

コンサルタントは、常に時代の先端にいなければいけませんし、問題を解決する能力にもたけていなければなりません。

お客さんのいならず、そのとき集まったプロジェクトメンバーを率いて、問題解決を実現しなければいけません。

とんでもなく大変ですが、やりがいも当然あります。

もちろん、失敗するととても大変です。

金融、メーカー、流通、物販、病院、etc…どこに行ってもコンサルの仕事がある

コンサルティングという言葉は、日本語に訳すと、

「意見を聞く、助言を求める、かかる、診察してもらう、調べる」

ということで、基本的にお世話をすることです。

そのため、どんな業界に行っても必ずやるべきタスクがあります。そういう意味では、会社という組織がある限り、永遠に続く仕事とも言えます。

様々な働き方があるとは思いますが、一つの企業で働くというよりも、もっと大きな目線で、世の中を見てみたいという人にとっては、またとない、仕事であるともいえます。

短期的に最新情報を手に入れ、短期的に実現レベルに持ち込むプロ

これまでの話を読んできてしまうと、コンサルタントというのは、とんでもないスーパーマンと思われるかもしれません。

確かに、そのような人間でないと、できない仕事ではあります。

しかし、コンサルタントもすべての情報を常に持っているわけではなくて、

・情報を収集し、分析し、結果を出し、仮説を立て、提案をする

ということを基本的にやっているので、常に知識が多いということではなく、目的が明確になれば、短期的に、すばやく動き、多くの情報を整理するという能力が必要になってきます。

また、自分たちが提案を実行する権利は持ち合わせていませんので、お客さんに提案をし、実現可否を判断いただく事が仕事でもあります。

自分たちは判断はしないが、判断をするための材料はすべて用意しておく、それが本来のコンサルタントです。

まとめ

すでに企業で働いている方であれば、コンサルタントを使っているという方も多くはいるとは思いますが、学校という場所では、コンサルティングという仕事はわかりにくいので、まだまだ、認知度が低い状況です。

一般の方が、コンサルティングと聞いても、ピンとこないのもうなづけます。

しかし、やはり、とんでもなく大変な仕事でもあり、彼等を味方につけ、効率よく利用すれば、どんな企業も改善できるはずですので、便利な存在であることは、間違いないと私は考えています。

これから、私が会社を創り、問題が出てきた時、彼らを雇うだけの利益が出ていれば、まちがいなく、彼らをこき使うでしょうね(笑)

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