サラリーマンを辞めるために準備したこと 10個のこと

転職・退職

私は学生時代、音楽の道で生きていければという目標を立て真剣に音楽をやっていたのですが、学生のうちだけというリミットを設けて、結局強制的に辞めることになり就職をしました。

当時は、真剣に音楽で生きていくつもりでしたから、その時間を失ったときには大変な失望感で、まったく何もしたくなくなるほどでした、生きる気力すらもなかったのを覚えています。

何がしたいのだろう? 音楽です。

けれど、音楽をやってはいけないのです。

わかりますか、この気持ち。

その中で、迎えてしまった就職活動、どんな仕事でもいいということで、できる仕事を選びました。しかし、今となってはこれが一番不味かったと思っています。

誰も、私を止めてくれる人がいませんでした。就職難の時ですが、幸運なのか、不幸なのか、就職先となる仕事が見つかってしまったのです。

今思い返せば、本当は、やりたいことが見つかるまで、止まっているべきだったのです。

さて、そんな状況で、私は、働いていくのですから、結局は無理をしていたのだと思います、いつかは自分の本当のやりたいことが見つかり、幸せに働ける日が見つかるだろうと願い、とりあえずやれることを一生懸命になって働きました。

そして、ついに、やりたいことが見えてきたのです。

今回は、その時から、サラリーマンを辞める時に私がやったことを10テーマに絞って、書いてみたいと思います。

サラリーマンを辞める時に私がやったこと 10テーマ

お金を貯める
出世にこだわらない
自分の時間を作る
やりたいことを明確にしておく
可能な限り情報収集をする
テレビは見ない(一般常識に流されない)
クレジットカードを保有しておく
マンションを買っておく
車を買っておく
奥さんが働く

お金を貯める

仕事を辞めても生活は続きます。生活がなければ、何も活動はできません、そのためには、生活をするためのお金が必要です。お金を貯めました。

無駄遣いは基本的にはしません。自分で作った弁当を食べていたこともありました。昼食を抜くこともありました。

みんなが行く海外旅行にも、一度も行かず、あまり多くのお金を使うということはしないようにしていました。

ただ、年齢を重ね家族ができ、それでも出費が必要になったところでは、お金を使いました。ただし、子供を育てることは、将来の投資なので、無駄ではなかったと思っています。

出世にこだわらない

私は、出世はしていきましたが、管理職になるところで、これ以上の激務には答えられなということで、出世は諦めました。今思えば、管理職的な働き方をすでにやっていたのですが、出世することは、諦めることにしました。

なぜならば、会社にいる時間が増えるだけではなく、自宅でも仕事のことだけを考えることが、まだ、出世しない段階で始まっていたからです。

やりたいことの方向性が見えているのに、そのための準備も始めているのに、出世してすべての時間を仕事に捧げてしまったら、夢も、目標もすべて会社に奪われることになります。

確かに、収入はかなり高額になる。けれども、それにより失うことが多いことがわかっていたので、出世については、諦めることにしました。

また、無駄に競争も激しく、そこでたくさんの時間をとられるのも馬鹿らしく思えたのです。

自分の時間を作る

私のやりたいことは、音楽でした。そして、なんでもいいからと就職して、働いてきますが、やりたいことが見えてきました。

ただ、さらには、会社の仕事と、家族との生活が生まれていたのです。幸福なことではありましたが、やりたいことを実現するためには、時間がたりません。

そこで、毎朝4時に起きて考えるようになりました。

また、週末は釣りに行くなどして、自分独りだけの時間を作るようになりました。

やりたいことを明確にしておく

お金を貯める期間や、考えるための時間、その時間は思いのほか長い期間となりました。私は、結局16年も働いてしまったので、多くの時間を自分のために考える時間にあてることができました。

正確に言うと、後半の8年くらいは、会社の仕事が週末にまで及んだため、自分の時間は少なくなってしまっていたのですが、朝の通勤の時間、帰りの通勤の時間、ちょっとした休憩の時、仕事と仕事の合間で、時間ができたとき、昼休み、など、独りの時間を多く作り、本当にやりたいことをより明確にしていきました。

やりたいことを考える時間が長すぎたために、やりたいことの方向性が一度無理であるという結論までいきながら、結局は、やはりそれがやりたかったことだったというところに戻るという、経験までしてしまいましたが、

時間があるなら、やりたいことを細部まで、考えておくことは自由です。そして、費用もかかりません。

可能な限り情報収集をする

やりたいことが明確になっていれば、集めるべき情報のテーマが決まったことになります。今は、インターネットでいくらでも情報が集められる時代です、そのやりたいことに関する情報は、いくらでも手に入るでしょう。

ただし、情報というのは、あくまでも、既に起こったことや、誰かがやったことのため、自分自身のことではないのです、情報は集めておくべきですが、それが、すべてだと考えるのは、時期早々でもありますので、可能な限りあつめればよく、頑張る必要はありません。

テレビは見ない(一般常識に流されない)

残念ながら一般常識では、会社員として、サラリーマンとして働くことが推奨されています。

テレビを見ていると働くことをテーマにしてる番組が多いです
サラリーマン向けの番組ばかりです
メディアは営業ツールとしてテレビを使う方にシフトし過ぎ

夕食の時間などに放送されるバラエティー番組は、普通のサラリーマン家庭にとっては、とても楽しく過ごせる素晴らしい時間なのですが、本当にやりたいことがある人にとっては、この時間も実は無駄な時間になってしまいます。

そして、そのような番組を見ていると、サラリーマンとして仕事をすることが当たり前になり、自分で考えて生きるということができにくくなっていくと私は感じていました。

大学生の頃から、テレビを見なくなっていた私ですが、世間との壁を感じることもありましたが、そのことが、テレビについての問題について、意識するきっかけにもなりました。

クレジットカードを保有しておく

サラリーマン時代に大変便利なクレジットカードを保有しておくことは、とても重要なことです、自営業で会社を経営し始めたとしても、カードが作れるようになるのは2年や3年後です。

会社を辞めてしまったあとで、利便性の高く、メリットが多いクレジットカードを作るのが大変になってしまうので、必要なクレジットカードは保有しておくようにしましょう。

マンションを買っておく

サラリーマンを辞めてしまうとクレジットカード同様にマンションも買うことができなくなります。

もしもサラリーマンを辞めても住む場所を所有する必要があるのであれば、マンションは買っておくべきです。

車を買っておく

これはすべての人に当てはまることではありませんが、車についても同じです。マンション同様に、生活のために車がどうしても必要となれば、車をローンで買っておくこともできることの一つです。

奥さんが働く

これは結果的に起きたことなのですが、結婚当初、奥さんは仕事をすることは考えず、家庭に入り、子育てに専念していました。

私も仕事の時間が、時には24時間のうち18時間を超えるような生活をしていたので、奥さんが働くことは希望していませんでした。

ところが、私の夢ややりたいことを知ってか知らずか、子供たちが小学生になった頃から、働くようになりました。

もちろん、私のように一日12時間以上働くような仕事ではありませんから、収入は私の半分くらいしかありません。

それでも、大きな助けとなりました。

結び

お金を貯める
出世にこだわらない
自分の時間を作る
やりたいことを明確にしておく
可能な限り情報収集をする
テレビは見ない(一般常識に流されない)
クレジットカードを保有しておく
マンションを買っておく
車を買っておく
奥さんが働く

サラリーマンを辞めて新しいことを踏み出す人は、素敵です。

この世界は資本主義のために、多くの人は、労働者になるように誘導されてしまいます。

その中でも、生まれて来た意味を感じ、実行し、自分を貫く人が増えてくれることを私は夢見ています。

人は助け合うことができるのに、いがみ合うように仕組まれています。それを利用することでも、この世界を支配しているのが、現代社会です。

私達は、家畜ではありません。

自分の意志を持って、先に進んでください。

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