人生とは、決して短くありません。けれど学校を卒業してしまうと、仕事に就いて働くことになり自分の時間を失っていきます。
人生の多くの時間を仕事に費やすようになります。結果的に、長いはずの人生が、短くなってしまいます。
働くことになると、仕事なので、嫌いな仕事も引き受けて働かざるを得ません。
そして、頑張るあなたは、何が嫌いで、何が好きで、何が得意だったかも忘れてしまいます。
これは現実に私にも起きたことです。
ㇾ お金をもらっているのだから仕事は嫌でもやるのが当然
ㇾ お金をもらっているのだから好きなことでなくても普通やるよね
ㇾ 得意なことはやらせてもらえず得意だったことは別の人が活躍している
このような状況は、私だけではなく誰にでも、起きうることだと思います。
そういう経験を長い間蓄積すると、自分がやりたいことは何だったのかを忘れるだけではなく、やりたいことを探すことすら罪の意識が芽生え、確実に会社に従順な社畜となります。
そうこの状態です。
管理職やマネージャーが羊飼いだと思わないでください。羊飼いになれるは、経営層のみです。群れのリーダーも結局は羊です。
あなたは、意志のある人間だったことをも忘れ、社会の畜生へと成り下がってしまいます。
もしもあなたの状態が、この社畜であり、かわいそうな羊ちゃんだったとしても、変われる方法はあります。
やりたいことを思い出す方法があります。
社畜から抜け出す方法はあるのです。
社畜・社会の奴隷から抜け出し、やりたいことを思い出す方法
ㇾ 頑張るのをやめる
ㇾ 嫌なことは一つづつやらないようにしていく
ㇾ 興味を持ったことはやるようにする
完全なる社畜になっていると、仕事しかできない羊ちゃんになってしまっています。その状態で、やりたいことなんて見つかるはずもありません。
やりたいことを探す時間すら与えてもらえていないのですから。
頑張るのをやめましょう
NHKのアナウンサーが作ったとされる「頑張れ」という言葉、洗脳の言葉でした。生きている人は皆さん、既に頑張って生きています。
生きているだけで、人間としての基本的な仕事は行っているのです。
動物や鳥、魚、昆虫、自然を見てください。地球の仲間たちを知ってください。すでに彼らは頑張って生きています。
それ以上を求める言葉が「頑張れ」なのです。
頑張るということは、どういうことなのかをもう一度、キチンと認識してください。
嫌いなことをやるのは止めましょう
あなたが嫌いだと思ったことは、実はやってはいけません。心という人間しか持っていない機能が、嫌だとあなたにメッセージを送っています。
長年嫌いなことをやってきてしまったあなたは、その気持ちを克服したと思い込んで、頑張って嫌いなこともやっていることでしょう。
でも、それは、知らず知らずのうちにあなたの心を蝕んでいます。
平気だよと思っていても、十年単位でそれを続けてしまうと、嫌いなのにやっていることが、どんどん膨れ上がり、好きなものを取り戻すのに時間がかかってしまいます。
興味を持ったことはやるようにする
ㇾ お金がかかるから
ㇾ 時間がないから
ㇾ 仕事が一番だから
人間はいろいろな理由をつけて、やりたいきもちを抑える生き物です。
子供の時は、金銭的な理由で、やりたいことをやらずに来たかもしれませんが、働くようになった後では、仕事や時間が理由で、やりたいことをやらずに生きるようになります。
そして、結局何もやらずに人生を過ごすことになります。
それで、よかったんでしょうか?
やりたいことをやる自分を取り戻しましょう
既に頑張っていることを知ったあなた、嫌いなことはやらなくてよいと知ったあなた、そこから先に一歩進めるか、進めるないかはあなた次第です。
やりたいことをやる権利、やりたいことで生きていける権利は、あなたにもあります。
あなたを止める権利など、あなた以外の誰にあるのでしょうか?
あなたの心が伝えてくる、やりたいことのメッセージは、確かなものではないでしょうか?
やりたいことをやる人生に出発するか、しないのか、それを決めるのはあなた自身です。
幸福な人生が送れるように、よく考えて今日も行動をしてください。
いってらっしゃい!