おいしい家庭料理を作れない理由

料理

仕事が終わって帰宅した後の自宅の晩御飯は、おいしいですか?

おいしかったら、問題ありません。おめでとうございます!
今回の記事はお読みいただく必要はございません。

しかし、もうちょっとなぁ…と思う方がいたら、ちょっとしたアドバイスを書いてみたので、時間があれば、お読みいただければ幸いです。

ちなみに上の写真のこれ、エビと青菜の炒め物ですが、私が実際に作った料理です。見た目おいしそうでしょう?

はい、実際においしかったです。

さて、今回のテーマである、おいしい家庭料理を作れない理由をいくつか掘り下げていきましょう。

次のことをやっているか確認してください。

一緒に混ぜればいいと思っていないか?
材料の分量は適切か
調味料を使っているか
 料理の手順をすっ飛ばしてないか?

一緒にまぜればいいと思っていないか?

皆さんは、料理の順番はどうでもいいと思ったりしていませんか?カレーを作るなら材料を適当な大きさに全部切って、材料を一緒に鍋に入れて煮て、あとはルーを入れれば完成。

そんな料理だと思っていませんか?

確かに大枠ではあってます。しかし、おいしい家庭料理にするならば、もう少しポイントを押さえていきましょう。

カレーという料理は煮込み料理です。だから、すべての材料を煮ればOK。そんなことはないんです。

煮すぎると、形がくずれてなくなってしまうジャガイモ、ニンジン、固くなってしまうブロック肉、溶けちゃう玉ねぎ、これだけ言えばお分かりかと思いますが、つまり煮るにしても煮る時間が全部違うんです。

そんなのめんどくさいって、言われるかもしれません。そうです、家庭料理がおいしくない理由は、めんどくさいです。その結果、手順が正しくおこなわれずおいしくなくなってしまいます。

材料の分量は適切か

料理を作る時に大事なポイントである分量です。肉と野菜と料理によっては材料の組み合わせがポイントになってきます。

先ほどのカレーの例であれば、肉がおおすぎのカレー、ジャガイモばかりのカレー、ニンジンが目立つカレー、など、バランスを欠くと、ひとつの素材のイメージが強くなって、カレーとしてのおいしさを失ってしまうことがあります。

ニンジンには、苦みの成分があるし、ジャガイモが多すぎると、カレーではなくて、カレー味のジャガイモのような感じになってしまいます。肉が多すぎるのは、子供のうちはよいかもしれませんが、どこか脂分が多いものとなってしまいます。

やはり適切な分量を調べ、測ってから料理をするのがいいと感じます。処分しなければいけない野菜があるから、とりあえず全部というのは、やってはいけないわけです。

調味料を使っているか

塩、砂糖、だし、コンソメ、みりん、etc

今は便利な味付けがたくさんあります。体に良くないので使いたくはないという気持ちはわかりますが、外食をする際には、化学調味料は普通に使われています

だからおいしいというのが実はあるんです。家庭では使わないということは、やはり味気ないということになります。

コンソメはスープ、煮込み料理にはブイヨン、和食にはだし、肉料理にはクレイジーソルトなど、外食の味に慣れてしまっているのであれば、調味料は欠かせません。

体に良くないというイメージがあっても、残念ながらたいていの食品には、普通に化学調味料は使われていますから、過剰に気にすることは必要ありません。

料理の手順をすっ飛ばしてないか?

料理の中で、おいしくなるコツというものが確実に存在します。

上の「エビと青菜の炒め物」では、えびに片栗粉をまぶすというひと手間、しいたけはかるく別茹でしておくというひと手間、チンゲン菜は、熱の通りにくい茎から炒めるというひと手間があります。

これをやらないと、チンゲン菜、えび、しいたけのそれぞれの素材の良いところが引き出せず、あまりおいしくない炒め物になってしまいます。

えびの片栗粉は、えびに味を染み込ませるためにも有効な方法なのです。

まとめ

以上のことを読んでいただけると、私の伝えたいおいしい家庭料理のコツというのがわかってくると思います。

一緒に混ぜればいいと思っていないか?
材料の分量は適切か
調味料を使っているか
 料理の手順をすっ飛ばしてないか?

どうですか?

おいしい料理を作るために必要なこと。

わかりましたでしょうか?

結論は、こうです。

レシピ通り作りましょう。

なーんだということになるかもしれませんが、レシピには、その料理の大切な作り方が書いてあるので、なんで、こんな順番なのか?という疑問を持ちながら、料理をすると、だんだんと料理のコツというのが見えてくるはずです。

おいしい晩御飯を、今日もいただきましょう!

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