最初は私も仮想通貨は詐欺だと思っていた

2011年の東日本大震災の後、一度だけ仮想通貨のニュースなどの記事を見たことがありました。

その当時の私は、株価の暴落や為替市場の異常、また、ホリエモン、ライブドアの上場廃止など、投資や投機に対してネガティブになっていたこと、また、ポイントカードや電子決済が一般的なのに、「仮想通貨のようなもの」は、何をいまさらなんだろうか?という思いを抱いてしまい、たいして調べもせず、どうせ詐欺の類の話なんだろうと思っていました。

ブロックチェーンについても、「また新しい言葉を作った人がいたんだね、ふーん。」という理解でした。

それが当時の私であり、2017年までの私でした。しかし、2018年に入り正月、実家の親父までもが、「仮想通貨やってなかったの?」という問いをするくらいになってしまっていて、!?となったのでした。

逆に言うと2018年まで無知だった私ですが、その仮想通貨の中身を知るにつれ、どこが新しい発想なのか、そして、どうして未来に通じる話になるのかを理解し、危険性はあるが、どうしてやるべきなのかも理解し、

仮想通貨=詐欺 から 仮想通貨=未来のお金

⇒ 資本主義による奴隷制度からの解放の可能性

を感じることになりました。

今の社会は、ある程度の自由は生まれていますが、まだまだ、生まれ落ちた家庭の収入格差により将来の収入が格差が固定されています。

どういうことを言いたいかと言いますと、貧乏な家に生まれれば貧乏になる生き方の洗脳を受け、裕福な家は裕福になる生き方の洗脳(教育)によって、どんどん格差が生まれています。

しかし、これはまったく正しくありませんね。平等ではないのです。生まれによって、経済環境が異なるのです。

これは、健全な社会なのでしょうか?

確かに義務教育はあります。けれど、貧乏な家庭だと選べない教育を子供の頃から買うことが実際にはできるのです。また、お金を払えば、外部の家庭教師や指導者に触れることも可能になります。

受け取れる情報に格差が生まれているのです。

英語が使える、使えないで、情報の早さが違ったり、買い物についても選択肢の幅が変わってきます。

つまり、今の世界の構造は、家庭が持っているお金の量で、制限されることになり、奴隷制度のようなピラミッド構造が、今も継続しているということを示しています。

これは、絶対に良いことではありません。格差が生まれるからこそ、マイナスの感情が生まれ、場合によっては戦争に至るわけです。

そんな通貨、お金の保有量は、親から子供に引き継がれる循環が続いています。これは格差の固定化に繋がっています。そして、それを基本として、社会が成立してしまっているのです。

仕事選びから政治とのかかわり方、社会のかかわり方までもが、お金で違っているのです。それも選べない親の収入によってです。

これは明らかに不公平です。

仮想通貨は新しい概念であり、詐欺だと疑われますが、そもそもの社会は詐欺以上に酷い奴隷制度を資本主義というお金のパワーにより行っているのです。

その奴隷制度をぶち壊す可能性を秘めているのが、仮想通貨だと私は考えています。世の中の仕組みを壊すことは良いことばかりではありませんが、経済格差の問題や、本来は別の生き方の可能性があったはずの人々を固定化させてしまう、既存のお金については、明らかに問題です。

生まれた時から平等にお金が与えられ、そこから取捨選択で自由に生きるのであればよいのですが、お金持ちの子供は親からのお金で、より自由な人生を得られるような構造があるのです。

これを不公平と呼ばずして、何を公平と呼べるのでしょうか。

だから、仮想通貨。そして、新しい社会のマネー分配システムが必要なのは間違いないはずなのです。

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